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2020年バックナンバー

雑記帳

世界最長のトンネル

 平成28年6月1日、スイス・アルプスを南北に貫く全長5.1キロの「ゴッタルドトンネル」が開通しました。 
 
 日本の青函トンネル(53.9キロ)を抜いて世界最長の鉄道トンネルとなりました。
 
 スイス中部エルストフェルトからイタリア国境近くの南部ボディオまでの山岳地帯を貫いていて、総工費は122億スイスフラン(1兆3570億円)。難工事のため、完成まで17年の歳月を費やしたそうです。
 
  本格的な運用は平成28年12月から始まります。

  観光とは全く無縁です。
  もちろんトンネルですから・・
 地上を走行していた鉄道路線も観光とは全く無縁でした。
 
 スイス国鉄は、このトンネルを旅客よりも貨物の輸送に重点を置いて活用する方針で、トンネルを通る列車の7割超が貨物列車で占められる見込みです。
 
 旅客があまり使う路線ではありません。
 
 ドイツ・ケルン方面からスイス・バーゼルやイタリア・ミラノを経てジェノバまで欧州を縦断する路線の一部で、スイスのチューリヒから、イタリアのミラノの所要時間は、現在の約4時間から3時間弱に短縮されるくらいでしょうか。
 
 貨物は、バス輸送の分が、鉄道に置き換わることが期待されています。
  排ガスが出る鉄道より電車輸送がいいですね。
 
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