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2020年バックナンバー

雑記帳

ハロウィンと宗教改革記念日

 最近、ハロウィンのカボチャランタンをよく見かけます。
 
 毎年10月31日は、ハロウィンですね。
 
 私の子どものころは、ハロウィンを祝っていなかったように思います。
 
 ハロウィンの起源は、古代ケルト人のお祭りに由来するそうです。
 
 ケルト人といえば、現在は、アイルランド、スコットランドでケルト語が残っているくらいでしょうか。
 
 夏の終わりの日(10月31日)に死者の霊が家族を訪ねてくると考え、身を守るために仮面や焚き火をしたのが起源だそうです。
 
 これがアメリカに渡り(アイルランド、スコットランドは貧しかったため、新天地をアメリカに求めました)、カボチャをくりぬいて、魔女やお化けに仮装をするようになったそうです。
  死者の霊が家族を訪ねるとは、日本のお盆と同じ発想です。
 
 キリスト教の行事と考えられがちですが、キリスト教とは関係ありません。
  現在は、ハロウィンと言えば、仮装をして街を練り歩く行事になっていますが・・・
 
 ちなみに、毎年10月31日は、宗教改革記念日でもあります。
 
 宗教改革記念日(ドイツ語・ Reformationstag。英語・ Reformation Day)は、マルティン・ルターが宗教改革を始めたことを記念する日です。
  プロテスタントの祝日ですね。
 
 マルティン・ルターは、1517年10月31日に、にヴィッテンベルク城という城の教会の扉に「95か条の論題」を張りつけたとされています。
 
 30年戦争という、ばかな戦争がありました。
 その原因となりました。
 異端は異教より悪いという典型でしょうか。
 
 先ほど述べたとおり、ハロウィンとは同じ日ですが、両者の間に関連性はありません。
 
 あまり祝日にしている国はなく、ドイツのプロテスタント信者が多い一部の州(ブランデンブルク州、メクレンブルク=フォアポンメルン州、ザクセン州、ザクセン・アンハルト州、チューリンゲン州)では休日となっているくらいです。
 
 ちなみに、旧東ドイツの州から、ベルリン市を除いた州です。
 
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