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2020年バックナンバー

雑記帳

GoToトラベル、期間延長も 国交相「予算執行状況で判断」

 赤羽一嘉国土交通相は、令和2年10月9日の記者会見で、「GoToトラベル」について、当面、令和3年1月末までとしている実施期間の延長もあり得るとの考えを示しました。
 
 具体的には「(令和3年1月末は)あくまで目安で、終了するということではない。予算の執行状況を見ながら、終了時期は判断する」と述べました。
 
 平日は休みにくい人も多く、GoTo トラベル利用は休日に偏っているとの指摘も出ています。
 
 当たり前の話で、いくら半額になるからといって、休みが簡単にとれるはずはありません。
 といいますか、GoToトラベルに関係なく、平日に旅行に行けるのは、金と時間のある人に限られます。
 
 通常は、財産や年金が潤沢にある高齢の年金生活者でしょうが、新型コロナに感染したのでは、たまったものではありません。
 
 GoToトラベルの事業予算は約1兆3500億円ですが、令和2年9月15日時点で、宿泊旅行35%の割引では735億円の予算消化にとどまっています。
 
 令和2年10月1日から、東京居住者も、GoToトラベルに参加できるようになりました。また、15%のクーポン券も配布されるようになりました。
 
 だからといって、令和2年7月22日に、東京を除外してはじまったGoToトラベルは、夏休みの期間があった令和2年9月15日時点で、宿泊旅行35%の割引で735億円だけだったわけですし、時間の他に、財産や年金が潤沢にある高齢の年金生活者が、あまり旅行はしませんから、正月休みまで、急に伸びるということはないでしょう。
 
 令和3年の春休みくらいまで、実施延長するのがいいかと思います。
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