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2020年バックナンバー

雑記帳

銀メダルと銅メダル

 2020年の東京オリンピックは不開催になりました。
 2021年も怪しいですね。
 
 金メダルと銀メダルとは同じ数ですが(同率1位を除く)、銅メダルは、金メダルと銅メダルより確実に多く、種目は、柔道、テコンドー、レスリング、ボクシングの4競技が銅メダリスト2人です。
 
 柔道、テコンドー、レスリングで、敗者復活戦の最上位者も銅メダリストになる理由は、トーナメント運(最初から優勝者や準優勝者と対戦した)の是正という理由から、ボクシングが準決勝の敗者2名が銅メダリストになる理由は、試合数が多いと危険という理由からです。
 
 日本選手は、テコンドーにはメダルに縁がなさそうですが、柔道、レスリングにはメダリストが多く、ボクシングも少しメダリストがいます。
 
 もともと、日本は、銅メダリストが多くて当たり前ということになります。
 
 1対1の対戦方式(トーナメント方式)の種目=陸上や水泳のような時間や距離を競う種目以外の場合、敗者復活戦の最上位者を除いて考えれば、銀メダルと銅メダルとを比べ、どちらがいいかという話があります。
 
 もちろん、銀メダルがいいのに決まっています。
 
 ただ、銀メダルは決勝戦で負けてもらうもので、銅メダルは3位決定戦で勝ってもらうものですから、銀メダルは、後味が悪いと考える選手もいるようです。
 
 銀メダルは最後に負けた者が得るもの、銅メダルは最後に勝った者が得るものということですね。
 田村亮子選手が「金と銅は勝ってのメダルだけど、銀だけは負けてのメダルだから」という話は有名ですね。
 
 柔道やレスリングなど、金メダルの狙える日本選手がいる場合はともかく、サッカー、テニス、卓球などの場合、銅メダルで大殊勲という種目もあります。
 
 また、ファンからの期待があり、責任感の強さから、金でなければ顔向けができないという選手が銀メダルに終わるというのは残酷なことです。次があればともかく・・
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