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2020年バックナンバー

雑記帳

姓あれこれ

 日本の閣僚名簿で、同姓の大臣が複数いることは珍しいです。
 
 2人同姓がいることも少ないのに、平成28年8月3日、第3次安倍晋三再改造内閣で、「山本」姓の閣僚が3人誕生しました。
 3人の山本大臣は、環境相の山本公一大臣、農林水産相の山本有二大臣、地方創生担当相の山本幸三大臣です。
 
 日本には「姓」の種類が多いといわれています。
 
 「日本の苗字」をご覧下さい。

 1万どころの騒ぎではないようです。
 
 漢字2文字の姓が多いのと、組合わせが「いくらでも」ありますから、ほとんど「無限」に近いですね
 私の「西野」でも、「西」のあとに「村」「田」「川」「山」「岡」「尾」「本」「澤」「原」「谷」「口」「島」「脇」「浦」「畑」など、いくつでもつきます。
  また「野」の前に「東」「南」「北」「大」「中」「小」「上」「中」「下」何でもつきます。
 ちなみに、私の「西野」は、月並みな姓ですが321位となっています。
 
 ところで、お隣の韓国は、「姓」が少ないことで有名です。
 金、李、朴、崔、鄭の5姓だけで5割を占めているそうです。
 
 閣僚名簿をつくれば、麻雀流にいえば、日本の閣僚名簿などは「対子」があれば珍しいくらいなのに、韓国の閣僚名簿などは「対子」「刻子」「槓子」は当たり前、金などは、5枚以上あって、完全な「いかさま」です。
 
  韓国では、どのように区別しているのかが不思議なくらいです。
 
 ちなみに、韓国人の姓は、昔は一文字姓とは限らなかったようです。百済からの渡来人の姓は一文字姓ではありませんでした。
 また、日本の文献中にある新羅の姓も一文字ではありませんでした。
 
 韓国の「創氏改名」は新羅に始まると考えられています。
 
 高句麗・百済に圧迫されていた新羅が唐の援助を受け、高句麗・百済を滅ぼして朝鮮半島を統一したわけですが、その時に、中国流に一文字姓に統一されたようです。
 
 新羅は、一時期を除いて、唐の属国的立場にありました。
 といいますが、中国の時の王朝の属国でない時期はきわめて短かったといわれています。
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