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2020年バックナンバー

雑記帳

おかいさん

 「かゆ」といえば、「白かゆ」しかないと考えている人はいないでしょうか。 
 
 私は「かゆ」といえば、「茶がゆ」を連想しますし、現実に食べる「かゆ」も「茶がゆ」が多いです。
 
 病気になり食欲がないときだけではなく、普通に朝食にでます。
 夏には、冷やした茶がゆも食べます。
  たくわんではなく、梅干しがセットとなって・・
 
 茶がゆといっても、普通の米を使い、うじ茶を入れた茶袋を入れ煮出し、洗い米を入れて炊くところだけが違っています。
 
 「おかゆ」ではなく「おかいさん」と呼びます。

  私が「白かゆ」を食べたのは、大学に入学して東京に行ったときです。
 
 甘納豆ではない納豆がでたり、肉じゃがの肉が牛肉ではなく豚肉であったり、カルチャーショックを受けたのと同時です。
 
 もっとも、茶がゆという地域は全国的に珍しく、大阪でも白かゆが一般的なようです。
 
  近畿地方で茶がゆを好んで食べるのは、奈良県・和歌山県・三重県の一部だそうです。
 もっともよく食べるのは、奈良県だそうですね。
 
 塩分が多くサラサラして熱いがゆは、胃潰瘍になり、潰瘍から癌になるので胃癌の死亡率が高いという説から、昭和29年に「茶がゆの廃止」が呼びかけられたことがあるらしいです。
 
 和歌山では、梅干しがセットになっていますから、余計に塩分が多そうです。
 
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