2020年バックナンバー
雑記帳
スマートフォン対応のホームページ、「https」対応のホームページ
弁護士さんのうちには、紹介者がない事件は一切受任しないという方がおられます。
「一見さんお断り」ということです。昔は原則そうだったようです。
信頼できる紹介者からは、信頼できる相談者や依頼者がくる、見ず知らずの相談者や依頼者の事件をすると、相談者や依頼者が平気で嘘をつくため、弁護士が、裁判所で大恥をかく恐れがあるからという理由です。
また、依頼者とのトラブル(報酬の額)のとき、仲介してくれる依頼者がいないため紛争になるという恐れもあります。
「大阪弁護士会・弁護士検索」により弁護士の検索をすれば「氏名・法律事務所名・事務所所在地・電話番号・ファクシミリ番号・登録年・修習期」までは、大阪弁護士会の会員全員について表示されます。
これは大阪弁護士会が入力しています。
紹介の欄に「要」と記載されていれば、紹介者がない事件は一切受任しない弁護士、「不要」と記載されていれば、紹介者がなくても事件を受任する弁護士ということになります。
私は「不要」としていますから、紹介者がなくても事件を受任します。
また、ホームーページをもっているという段階で、ホームページをみた一般の人の相談を受けたり、受任をするということになります。
私が、ホームーページを作成したのは、過払いバブルのころのことで、それまでは、顧問会社の事件か、紹介者がいる事件か、あるいは、弁護士会や地方公共団体の法律相談から、直接受任をした事件(大阪弁護士会が、報酬契約等をチェックし、中間報告書の提出を求められたりしますから、紛争の発生確率は比較的低いです)のみでした。
ホームページも、スマートフォンの普及により、スマートフォン対応のホームページも作成しましたし、「http」ではセキュリティーに問題があるということで、「https」に変えています。
ちなみに、パソコンのアクセス数とスマートフォンのアクセス数がわかるようになっていますが、ほとんどがパソコンです。
私のホームページは、スマートフォンで読めるホームページではないようです。
どれだけ、スマートフォン用のホームページを作る価値があったのか、わかりません。
また、httpsにしても、どれだけ秘密を保護するべき情報があるのか疑問ですね。