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2020年バックナンバー

雑記帳

東京女子医科大学1200万円の値上げ

 東京女子医科大学が、令和3年度以降の入学者の学費を、1年間200万円、6年間で計1200万円値上げすることが報じられました。
 
 6年間の学費総額は4621万4000円になります。

 大幅値上げにより、同大は私立医大のうち全国で2番目に学費が高くなる見通しだそうです。
 
 東京女子医科大学を巡っては、同大傘下の東京女子医科大学病院が、コロナによる経営悪化などを理由に一時、夏のボーナスの不支給を決めています。
 
 ボーナスゼロや、多数の看護師が一斉に退職する意向であることが報じられ、国会でも取り上げられるなど話題になりました。
 
 値上げの影響は学生の経済的な負担だけではなく、例外はあるものの、学費が上がれば偏差値は低下する傾向があるそうです。
 
 河合塾のデータによると、学費3500万円以上の13大学のうち3大学が偏差値62.5だそうです。
 
 また、学費が最も高い大学の偏差値は最も低そうです。
 一方で、学費2000万円台までの10大学のうち、9大学が偏差値67.5以上となっているそうです。
 
 東京女子医科大学は値上げ前の2020年度までは学費が3400万円台で、全国の私立大医学部の中でも平均的でした。 
 学費が群を抜いて高く、偏差値は低い大学というイメージが付けば、在学生や卒業生に与える影響は大きいでしょうね。
 
 私立大学医学部の学費は高いですね。
 
 離婚事件などで、時々みますが「よくこんな金を出せるもんや」というのが率直な感想です。
 
 また、予備校や学習塾も、医学部進学コースは高いですね。
 
 国立大学の医学部学費は、入学金28万2000円、年間授業料53万5800円、6年合計約350万円です。
 
 ちなみに、私の入学年(昭和49年)の国立大学の医学部の学費は、入学金5万円、年間授業料3万6000円、6年合計26万6000円で、現在の入学金にも及びませんね。

 法学部は、4年で19万4000円でした。
 
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