本文へ移動

2020年バックナンバー

雑記帳

弁護士のメーリングリストの攻撃メール

 フィッシングメールは結構来ます。
 
 結構巧妙なものもあるようです。
 
---引用開始---
会員各位
            大阪弁護士会
                会 長 ○○ ○
 
 平素は、当会の諸活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
 
 さて、当会のMLに当会の実在する会員になりすました攻撃メールが送られてきております。
 
 この問題に対しては、事象発生後、すぐにメーリングリスト保守業者に事象を伝え対応策を依頼しているところですが、攻撃メールの添付ファイルを開けたりすることがないよう、現時点で当会が把握している攻撃メールの特徴を会員の皆様にお知らせいたします。
 
【攻撃メールの特徴】
 
(1) メール本文に「差異が出ているので確認願います」という記載があるものが多い。
(2) 添付ファイルが添付されているものが多い。
(3) 添付ファイルとして、「給与」「報告」という題名のWordファイルが添付されているものが多い。
(4) 過去に実際にやりとりされたメールに対する返信を装っているものが多い。
(5) 実在の人物やMLを騙っているが、送信元アドレスがデタラメなものがある。
(6) 実在の大阪弁護士会会員の、メール末尾の署名が記載されているものがある。
 
 これらの特徴にご留意いただき、メーリングリスト保守業者による対応策が講じられるまでの間、攻撃メールの添付ファイルを開けたりしないようにご注意いただくようお願いいたします。
 
 なお、攻撃メールの新しい特徴を把握したときや、対応策を講じたときには、改めて会員の皆様に一斉メールにてご連絡いたします。
 
 何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
                         
---引用終了---
 
 私自身、弁護士からのメールに「差異が出ているので確認願います」というのは見たことはありませんし、他の弁護士も同じでしょう。
 
   法律家の使う言葉ではありません。
 
 もっとも、人の好みはあるでしょうから、疑わない弁護士さんもあるでしょう。
 
 「Wordファイル」とみせて、exeファイルというのなら怖いですね。
 
TOPへ戻る