2020年バックナンバー
雑記帳
持続化給付金詐欺
新型コロナウイルスの影響で、売り上げが落ち込んだ中小企業や個人事業主を支援する「持続化給付金」の不正受給が各地で明らかになっています。
給付の対象ではない会社員や学生らが、口コミやSNSで誘われ、虚偽の書類で申請しているケースもあるそ
うです。
背後には手数料で稼ぐ指南役や申請代行役がいるとみられます。
中小企業は200万円まで、フリーランスを含む個人事業主は100万円まで受取れます。
経済産業省によると、令和2年5月から受け付けが始まり、令和2年9月14日までに約322万件、総額約4兆3000億円が支給されたそうです。
どれだけが本当の受給有資格者で、どれだけが不正受給なのかわかりませんね。
不正受給は、受給額に20%を加え、遅延損害金を加え返還する義務を負うほか、詐欺罪に該当しますから、刑事処分も受けることがあります。
どこまで調査ができ、どこまでが捜査できるかわかりませんが、調査や捜査が入れば、単純な不正受給は間違いなくばれます。
ちなみに、令和2年度の防衛予算は5兆3133億円だそうです。
持続化給付金が令和2年9月14日現在で4兆3000億円で、令和3年1月15日まで受付けですから、令和2年度の防衛予算は5兆3133億円を抜いてしまうかも知れません。
新型コロナウイルスの第二次補正の予備費が10兆円ですから、予備費だけで、年間国防費の2倍というのもすごいですね。