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2020年バックナンバー

雑記帳

名前が変更された祝日

 明日、令和2年9月22日は秋分の日ですね。
 
 一般には、ご先祖様の魂が彼岸から此岸に戻ってくる日であり、墓参りに行く人が多いでしょう。
 ただ、祝日制定の本来の趣旨は、すこし違います。
 
 祝日の呼名は、戦前と戦後でかわっています。
 
 祝日のうちには、「○月の第○月曜日」と、日が毎年変わるみのがありますが(成人の日やスポーツの日など)
 
 戦前からの祝日は、確実に固定したままです。
 戦前からの伝統ある祝日は、日を固定します(春分の日と秋分の日は、天文の問題ですから毎年移動します)
 
建国記念の日(2月11日)
 紀元節
 「日本書紀の神武天皇即位日」を太陽暦に換算したもの
 
天皇誕生日(2月23日)
 天長節(今上天皇陛下の誕生日)
 
春分の日
 春季皇霊祭「春分の日に皇室が歴代天皇・皇后・皇族などの皇祖の神霊を祀る儀式」
 
昭和の日(4月29日)
 天長節(昭和天皇誕生日)
 
秋分の日
 秋季皇霊祭「秋分の日に皇室が歴代天皇・皇后・皇族などの皇祖の神霊を祀る儀式」
 
文化の日(11月3日)
 天長節(明治天皇誕生日)
勤労感謝の日(11月23日)
 神嘗祭「その年に収穫した新しい米で作った神酒・神せんとを伊勢神宮に奉る儀式」
 
 祝日を単なる休みの日ととらえるのではなく、祝日の意味を考えてみるのもよいのではないでしょうか。
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