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2020年バックナンバー

雑記帳

GoToトラベルキャンペーン令和2年10月から東京も追加へ

 政府は、令和2年9月10日、旅行需要喚起策「Go Toトラベル」事業から除外している東京都について、令和2年10月1日から対象に追加する方針を固めました。
 
 東京都の新型コロナウイルスの新規感染者数が減少傾向にあり、都が10日に警戒レベルを1段階引下げて、都外への旅行自粛解除を決めたことなどから判断しました。
 
 令和2年9月11日に政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会を開き、専門家らの意見を踏まえて最終的に決定します。
 
 東京がはずれていたのは、東京都の小池百合子知事が、GoToトラベルキャンペーンに反対し、また、お盆に東京から帰省するなと言ったためなどですから、東京都の小池百合子知事を選挙で知事に選んだ東京都民の「自業自得」です。
 
 お金のある人は、東京在住でも、全額、自腹を切って行っています。
 
 GoToトラベルキャンペーンは、令和3年1月まで続きます。
 ただ、GoToトラベルキャンペーンの事業費は1兆6794億円で、執行予算が無くなった時点で終了します。
 
 GoToトラベルキャンペーンは、令和2年7月22日から開始しています(旅行先での飲食や買物に使える地域共通クーポンの発行は令和2年10月1日)。
 
 令和2年7月22日からは旅館・ホテルの宿泊料と飲食について35%の割引(セットにすれば、交通費も35%の割引)で、令和2年10月1日からは、地域共通クーポン15%がついて50%割引となります。
 
 東京以外の人は、東京がはずれて、観光客が減った上で事業費も東京都民の分は減りませんでしたから、ある意味「丸儲け」でした。
 
 関西の人は、普段の1.5倍(1÷0.65=1.54)豪華な高級旅館や高級ホテルで宿泊できたので、1生に1度の幸運かも知れません。
 
 高級旅館の高級な部屋ほど予約が先にはいったくらいですし、新聞各紙には、高級旅館やホテルに宿泊する旅行パックの宣伝が紙面にあふれかえっていました。
 恩恵を受けた人も多かったと思います。
 
 東京が加わると、観光客も多くなりますし、事業費を費消しますから、あまりいいことはありません。
 
 ただ、東京の新型コロナの新規罹患者数が落着いてきていますから、いつまでも東京を除外するわけにもいきません。
 
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