本文へ移動

2020年バックナンバー

雑記帳

クレジットカード払い

 日本で、キャッシュレス化が推進されています。
 
 私は○○payというのはしておらず、ICOCAかクレジット払いくらいでしょうか。
 
 日本はクレジットカードの利用が少なく、現金主義と言われています。
 悪い事かどうかはわかりません。
 
 ヨーロッパの中では、ドイツが、クレジットカードの利用が少なく現金で多く支払われている印象があります。
 
 日本人の場合、「借金」に抵抗感があります。
 クレジットカードを使うのは、お金がなくて先の収入を当てにしてツケで買うことだっていう感覚があります。
 デビッドカードを利用すれば、カードで支払うと同時に銀行預金から引落とされるので、「借金」という感覚はしないように思います。
 
 日本は治安がいいですね。
 
 ですから、多額の現金を持ち歩いても、あまり問題はありません。
 治安の悪い国の場合、多額の現金を持ち歩くより、クレジットカードの方が安全なことは言うまでもありません。
 
 日本では、偽札をつかまされるという可能性はまずありません。
 日本の紙幣は、偽造防止のための技術が、ふんだんに盛り込まれています。
 一種の芸術品レベルです。
 偽札の多い国の場合、額の大きな紙幣は受取ってもらえません。
 
 ということで、日本人が、クレジットカードをあまり利用しないのは、クレジットカードを利用する必要のない、安全な国ということの証明でもあるわけです。
 
 借金をせず、自分の収入内で消費するというのも健全です。
 
 なお、日本の店舗やレストラン・食堂にはクレジットカードで支払えないところが結構あります。
 
 クレジットカード会社の利益は、どこからでるのでしょうか。
 
 翌月一括払いの場合は手数料がかかりません。
 日本人のクレジットカード使用がほとんど一括払いですから、日本では、利用者から手数料がほとんど取れないからです。
 
 リボを利用しようとする人は「おばかさん」です。
 日本人に「おばかさん」は多くありません。
 
 ただ、アメリカや韓国などでは「おばかさん」がたくさんいますから、クレジットカード会社は、顧客から手数料をとって収益に充てる事が期待できます。
 
 ということで、日本のクレジットカード会社は、加盟店から収益を得るしかありません。
 
 ということで、日本のクレジット会社の、加盟店からの手数料は、他国より高くなっています。
 同じブランドでも、日本は5%で、リボ払いが多い国は3%ということがありえます。
 
 ということで、高い手数料を嫌って、日本の店舗やレストラン・食堂にはクレジットカードの加盟店にならない、つまり、クレジットカードで支払えないところが結構あることになります。
 インバウンドの点からも、改良の余地はあるでしょう。
 
 日本のように現金払いをするのが健全かと思います。
 
 弁護士的には、リボ中毒になって、任意整理や破産や個人民事再生の顧客になってくれればありがたいのかも知れませんが、私は、そこまで考えません。
TOPへ戻る