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2020年バックナンバー

雑記帳

テレビ会議

 令和2年3月10日、日本の対韓輸出管理適正化をめぐり、日韓の局長級協議「輸出管理政策対話」が開かれました。
 
 対話は令和元年12月に東京で開催されて以降3か月ぶりのことです。
 
 ソウルでの開催が予定されていましたが、新型コロナウイルスによる出入国制限のため、日韓両国の担当者がモニター画面を通じて会話するテレビ会議で行われました。
 
 対話には、前回に引き続き、日本側から経済産業省の飯田陽一貿易管理部長、韓国側から産業通商資源省の李浩鉉貿易政策官らが出席しました。
 
 日本は、令和元年7月に、韓国を輸出優遇国「グループA(ホワイト国)」から外しています。
 
 韓国は、韓国内で使用されるはずの、日本から輸入したフッ化水素等の戦略物質を、他国に横流しをしていました。
 
 韓国側の輸出管理に携わる職員の不足や知識不足、兵器や技術の国外流出を防ぐ法制度の不備は致命的です。
 
 合意に至りませんでした。
 
 合意できるはずもありませんが、韓国の要望が強いため「おつきあい」をしているというのが実情でしょう。
 
 テレビ会議は、間違いなく画像音声が残ります。
 
 日本と韓国の会談は、しょっちゅう「言った言わない」の争いが起きますから、録画録音しておくことは、悪くないかも知れません。
 
 従前は、裁判所において、電話会議を利用していました。
 
 令和2年2月から、テレビ会議の運用を始めています。
 
 ただ、「Microsoft Teams」というソフトは「どうなのよ?」(使い勝手が悪い)という弁護士さんが多いようです。

 当事務所では「Microsoft Teams」というソフトは未導入です。
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