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2020年バックナンバー

雑記帳

さいころカレンダー問題

 さいころ型の万年カレンダーがあります。
 
 2つの正六面体のさいころで月日をあらわします。

 正六面体には「0」「1」「2」「3」「4」「5」「6」「7」「8」「9」いずれかの数字が書かれています。
 
 「01」日、「02」日、「03」日・・・「09」日、「10日」、「11日」・・「19」日、「20日」、「21日」・・・「29」日、「30日」、「31日」まで、すべての日付があらわせることになっています。
 
 2つの正六面体のさいころですから、12面あります。
 
 「11」「22」という数字を表すために、両方のさいころとも「1」「2」が必要です。
 あと、「01」「02」・・「08」「09」をあらわすため、両方のさいころとも「0」が必要です。片方のさいころのみ「0」がないとすると、「3」から「9」まで、7つの数字は絶対に入りません。
 
 ということは、両方のさいころに「0」「1」「2」が書かれていなければなりません。
 
 2つのさいころですから12面です。
 
 そのうち、「0」「0」「1」「1」「2」「2」の6面がとられてしまいます。
 「3」「4」「5」「6」「7」「8」「9」を合計すると7つの数字を示す必要があります。
 12-6=6面に、「3」「4」「5」「6」「7」「8」「9」まで、7つの数字を書く必要があります。
 不可能なように見えますね。
 
 でも売られています。

 現実に、試してみると、すべて表せます。
 なぜか、考えてみてください。
 
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