2020年バックナンバー
雑記帳
故宮博物院
台北市に故宮博物院があります。
台湾観光の目玉です。
故宮博物院の展覧会はこれまで日本の他、アメリカ、フランス、オーストリア、ドイツで開かれたのみとのことです。
台湾の故宮博物院は、少なくなったものの、本土の中国人旅行者で「いっぱい」ですから、静かに鑑賞するということは難しいです。
毎週金曜、土曜の開館延長時間帯(午後6時30分から午後9時)が「狙い目」といわれています。
この時間帯、本土の中国人旅行者は、食べるのに忙しく「芸術鑑賞」どころではありません。
毎週金曜、土曜の開館延長時間帯(午後6時30分から午後9時)が「狙い目」といわれています。
この時間帯、本土の中国人旅行者は、食べるのに忙しく「芸術鑑賞」どころではありません。
なぜ、宝物がほとんど、台北・故宮博物院にあるのでしょうか。
昭和12年、日中戦争が始まり、日本が侵攻してきたとき、北京の紫禁城にあった宝物が、北京から上海、南京、さらにに奥地へと疎開しました。
日中戦争が終わると、今度は、国民党と共産党の内戦が始まり、財宝は負けた国民党とともに台湾へ逃れたという経緯です。
日中戦争が終わると、今度は、国民党と共産党の内戦が始まり、財宝は負けた国民党とともに台湾へ逃れたという経緯です。
台湾の現地ガイドさんが「故宮博物院には、中国にあるすべての宝物が移され保管されています」「残念ながら、万里の長城は持ってくることはできませんでしたが」といっていたのを思い出します。