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2020年バックナンバー

雑記帳

クルーズ船からアメリカ国民退避

 アメリカ政府は、令和2年2月16日、新型コロナウイルスの集団感染が発生し、横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」からアメリカ人の乗客乗員を退避させるため、チャーター機にて発症していない乗客を乗せて、アメリカに帰国しました。
 
 退避機で帰国したアメリカ人はアメリカカリフォルニア州の空軍基地内でまた14日間の検疫措置を受けます。
 
 ただし、約40人の感染者は、日本の病院に入院するとのことです。
 症状のある人は、退避する飛行機に乗れない以上、当然のことでしょう。
 日本での治療は無料です。
 
 日本人が多数乗船しているというだけの理由で、日本が面倒をみているわけですから、日本人以外は、乗客の国籍国が自国に連れて行ってほしいところです。
 いわば、ババの押付け合いですね。
 
 アメリカは、この冬だけで、インフルエンザで死者1万4000人(令和2年2月17日現在)を超えています。中国の2000人(令和2年2月19日現在)と比べものにならないほど多いです。中国の死者数が追いつくのも時間の問題かもしれませんが・・・
 
 アメリカは国民皆保険ではありませんから、貧乏人は、満足な治療を受けられずに死んでしまいます。
 
 今回の新型ウィルスに罹患していながら、検査をすり抜けたアメリカ人は、14日間の隔離ですむのでしょうか。
 日本まで来てクルーズ船に乗るだけの資力がある人ですから、ちゃんと保険に加入している人はいいのでしょうが、そうでなければ、満足に治療を受けられず、こんなことなら、アメリカに帰るのではなかったという人も相当数いるかと思います。
 
 もしかしたら、アメリカ人のインフルエンザの死者の中に、新型コロナウイルスによる死者が混ざっているかもしれません。
 
 なお、カナダ、香港、台湾、韓国もチャーター機を飛ばすため日本政府と協議中、あるいは、チャーター機を飛ばしているそうです。
 
 他の国も、アメリカと同様、チャーター機で自国に退避させてほしいですね。
 
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