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2020年バックナンバー

雑記帳

窓のないホテルの部屋

 今回のダイアモンドプリンセスの件では、バルコニー付きの部屋、オーシャンビューの部屋、窓なし部屋で大きな差がつきました。
 
 おまけに、全額払い戻しということですから、窓なし部屋を選択した人は、さぞかし後悔していることでしょう。
 
 もちろん、クルーズ船に閉じ込められるというのは、どこの部屋でも苦痛でしょうが。
 
 ホテルにも窓がついていないという部屋があります。 
 
 あまり、お目にかかったことがないのですが、台北の圓山(まるやま)大飯店など、内側窓なし部屋なら、結構安く泊まれます。
 
 「ホテル」「窓なし」で検索すると、結構あるんですね。
 「名古屋錦ワシントンホテルプラザ」「ナンバプラザホテル」「神戸プラザホテル」など、「窓なし」「格安」で集客しています。
 
 もっとも、火事なんかがあった場合、窓なし部屋はどうするんでしょうか。
  窓あり部屋に移動して避難とか・・
 もっとも、高層階なら、窓から飛び降りるわけにはいきませんよね。
 それと、部屋の電灯が壊れたりすると、どうするんでしょうか。
 
  また、時計を見ないと、昼と夜の見分けがつきませんよね。
 
 私は、日本で窓なし部屋などには宿泊するつもりがありませんが、外国では、1泊のみ、深夜到着、早朝発のときは、格安の窓なし部屋を利用することがあります。ちゃんと、目覚まし時計をセットし、モーニングコールを頼んだうえでの話です。
 
 ちなみに、マンションの広告の平面図を見てみると、寝室のはずなのに「納戸」と書いているのがありますね。
 これは居室としては窓の採光面積が不足しているので、「寝室ではなくて納戸です」としかいえないからです。
  窓は、確かにあります。しかし、建物の他の部分との関係、敷地の境界線との関係で、窓の有効面積が不足していると判定されると、寝室としては採光不足として「居室」とみるわけにいかず、「寝室」ではなく「納戸」という扱いになります。
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