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2020年バックナンバー

雑記帳

潘基文前国連事務総長「韓国空気の質、OECD36カ国の中で35位」

 潘基文(パン・ギムン)国家気候環境会議委員長は、令和2年1月16日「大韓民国の空気大気の質は経済協力開発機構(OECD)加盟国36カ国の中でビリから2番目である35位」として韓国の粒子状物質状態の深刻性に言及しました。
 
 潘委員長は「統計が事実」と話したうえ、同時に、粒子状物質の悪化で国民1万人余りが病気にかかり世界的にも数百万人が苦痛を受けていると説明しました。
 
 潘委員長は「粒子状物質は産業体、自動車、工事現場、石炭発電所の82%が発生し、残りの18%は農村営農ゴミ、生活ゴミなど私たちから出てくる」として「私たち自らが被害者であり、同時に加害者という考えで関心を持ってほしい」と呼びかけました。
 
 潘委員長は「先月3日、ムン・ジェイン大統領に会って粒子状物質など対策をさらに積極的に準備しなければならないと申立て、来年末までに20%水準に減らすと約束した」と話しました。
 
 ただ、韓国で、約束の価値は低いですね。
 
 ちなみに、韓国は、平成30年にOECDが発表した「より良い暮らし指標」(Better Life Index)をみると、粒子状物質の濃度に対する国民の満足度は全体40カ国の中で最下位でした。
 
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