2020年バックナンバー
雑記帳
2階建て車両
2階建の電車があります。
いわゆるダブルデッカーです。
関西に住んでいると、京阪の2階建特急、近鉄の2階建特急には乗ることがあります。
京阪の2階建特急は、特急料金はいりませんが、それほど速くありません。
近鉄の2階建特急は、特急料金はいりますが、速いですし、遠距離に行くのに急行で行くのは時間の無駄です。
近鉄の2階建特急は、特急料金はいりますが、速いですし、遠距離に行くのに急行で行くのは時間の無駄です。
2階建の電車の目的は、端的にいって、一時(いちどき)に、できるだけ多くの乗客に、座って乗車してもらうためです。
関西のJRでは、2階建の電車はみかけません。
阪急、阪神、南海でもみかけません。
阪急、阪神、南海でもみかけません。
関西は、意外とコンパクトにまとまっていますから、長い時間電車に乗らないといけないということはありませんから、座っていけないとつらいということはありません。
ラッシュ時は、やはりラッシュではありますが、首都圏のような「殺人的」なラッシュではありません。
2階建の新幹線も走っていません。
2階建てではなくても、新幹線を通勤に使う人も多くありません。
首都圏へ行くと、2階建の新幹線が走っていました。
首都圏の土地があまりにも高いので、かなり遠距離に自宅を買わなければならない、新幹線で通勤すれば、たとえ遠距離でも、早く着くことができるし、座っていけるということですね。
東北新幹線には、オール2階建て新幹線が走っていましたね。
東北新幹線には、オール2階建て新幹線が走っていましたね。
もっとも、オール2階建て新幹線については、JR東日本は「輸送力」から「高速化」に重点をシフトし、また、都心回帰の流れもあり、最高時速240キロどまりの2階建て車両は、東北新幹線からは完全に姿を消したそうです。
ちなみに、ヨーロッパで鉄道に乗ると、2階建て車両が多いのに「びっさくり」します。
基本的には、日本ほど頻繁に電車が運行していないこと、乗客に座って乗車してもらうのが当然のサービスと考えているからです。
ドイツやスイスの列車は、特急電車・超特急電車を除き、短距離はもちろん、比較的長距離も2階建て車両が多いですね。
スイスなどは「乗客に座って乗車してもらう」が徹底しています。
ある程度混みそうで、立ち席が多くなりそうだということになると、2、3分後発車の臨時列車を出して対応します。
ある程度混みそうで、立ち席が多くなりそうだということになると、2、3分後発車の臨時列車を出して対応します。
ただし、ドイツ語区間ならドイツ後でしか駅のアナウンスはないのが原則ですから、知らない日本人も多いかと思います。
ちなみに、駅の表示板(昔の空港のように、パタパタパタと表示される案内も残っています。パタパタ式の表示板に「45分の遅れ」や「60分の遅れ」と表示されると、むかっとします)は、英語も併記されています。
もっとも、ドイツもスイスも、電車料金はかなり「お高い」と考えて差し支えありません。