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2020年バックナンバー

雑記帳

県庁所在地のデパート消滅

 山形県内唯一の百貨店「大沼山形本店」(山形市)が、令和2年1月27日、山形地裁に自己破産を申請し倒産したそうです。
 
 日本百貨店協会によると、全国の県庁所在地で協会加盟の百貨店がなくなったのは、山形市が初めてということです。
 
 デパートは苦しいですね。
 イオンなど郊外型店舗との競争激化がありますし、ネット通販の拡大などの事情もあります。
 あまりデパートは必要なくなりつつあります。
 必要なのは、お歳暮やお中元の包装紙くらいかもしれませんが、専門店の包装紙でも十分ですね。
 
 関西の地方都市ではここ数年、百貨店の開業や改装が相次いでいます。
 
 和歌山市でも、百貨店の閉鎖が相次いでいます。
 
 その昔は、高島屋百貨店、大丸百貨店、近鉄百貨店、地場資本の丸正百貨店の4店舗がありましたが、大丸は平成10年に撤退、丸正は平成13年に自己破産、高島屋も平成26年に撤退しました。
 
 高島屋は南海電鉄系列で、南海和歌山市駅のビルに入っていましたから、南海和歌山駅自体が、大幅縮小の改装中です。
 
 また、丸正は、市内の中心の商店街にありましたが、今は、付近はシャッター通りになっています。
 
 和歌山市に残る百貨店はJR和歌山駅前の近鉄のみになりました。
 
 よほどの大都市でもない限り、デパートは苦しいですよね。
 
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