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2020年バックナンバー

雑記帳

昭和な言葉

 元号が、明治、大正、昭和、平成、令和とかわっていっています。
 
 それぞれの時代が感じられます。
 
 「年代を感じる昭和な言葉」のランキングがあります。 
 昭和でも前半の言葉が多いようです。
 
 1位は「アベック」です。
 2位以下に、それに「乳母車」「パーマ屋」「メリケン粉」「国鉄」がつづきます。
 「アベック」は、普通「カップル」といいますね。
 「乳母車」は、和製英語で「ベビーカー」、英語なら「バギー」です。
 「パーマ屋」は「美容院」か「ヘアサロン」
 「メリケン粉」は「小麦粉」
 「国鉄」は「JR」ですね。
 
 私自身は、「アベック」という言葉は知っていますが、司法修習生のころですから、30年以上前に、警察官作成の調書に「アベック」と書いてあって、「何歳くらいの警察官なのか」という話をしたことがあります。
 おそらく、戦前の言葉だと思います。
 ただ、いまでも「アベック優勝」「アベックホームラン」といいますね。
 男女二人連れは「カップル」でしょう。
 「avec」はフランス語の前置詞で名詞ではありません。
  おおむね、英語の「with」ですね。
 
 「メリケン粉」は、主にアメリカから輸入した小麦粉で、明治後半から昭和30年代頃によく使われた俗称で、「アメリカン」が「メリケン」と呼ばれ「メリケン粉」となったそうです。
 言葉は知っています。「お好み焼き」を、自分の家で焼いていたころに使っていた記憶があります。
 お好み焼きの焼き方を知らない人がいますね。
 
 「乳母車」は知っています。
 その言葉を使うかどうかは別として・・
 通常は、和製英語のベビーカーです。
 
 「パーマ屋」は使っていたことがあります。
  男性が「散髪屋」、女性が「パーマ屋」です。
  別に、パーマをかけなくても、パーマ屋と呼んでいたのが、今となっては、不思議といえば不思議です。
 
 「国鉄」は、当たり前の話、知っています。
  昭和62年に民営化されました。
  私より、ずっと前の人は「省線」といいます。
  国鉄自体が、3公社のうちの一つ、戦前は、鉄道省の管轄ですから「省線」となります。
 
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