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2020年バックナンバー

雑記帳

阪急甲陽線

 私は、事務所まで、阪急電鉄の甲陽園駅から夙川駅まで阪急甲陽線、夙川駅から梅田駅まで阪急神戸線を利用しています。 
 
 阪急甲陽線は、1924年(大正13年)10月1日に開通し(夙川・甲陽園駅間)、今年で90周年を迎えたそうです。
 
 1924年(大正13年)といえば、甲子園球場ができた年ですね。
 
 1924年(大正13年)8月1日に竣工式が行われ、8月13日に第10回全国中等学校野球大会開催されています。
 
 「西宮七園」という言葉があります。
 
 兵庫県西宮市にある「園」のつく宅街の総称で、甲子園、昭和園、甲風園、甲東園、甲陽園、苦楽園、香櫨園の7つです。
 土地の値段が比較的高く、あまりに狭い宅地の住宅の建築は許されていません。
 
 甲子園、甲風園、甲東園、甲陽園と「甲」がつくのが4つありますが、「甲」のうち、「甲子園」だけは、十干十二支の「甲子」(きのえね)の年(暦のスタートの年です。甲、乙、丙・・と、子、丑、寅・・の組合わせですから)からとられた「甲」、甲風園、甲東園、甲陽園は、本来の西宮市(新しく編入された名塩地区等を除きます)の北西部にある「甲山」(かぶとやま)に因んだ「甲」です。
 
 甲陽線ですが、夙川駅・ 苦楽園口駅・甲陽園駅の3駅、単線、ワンマン電車、3両編成と、いわば、「ど田舎」の路線のようです。約6分で始発駅から終着駅に着きます。
 
 複線である必要はありません。夙川駅と甲陽園駅を、下り上りの電車が、ほぼ同時に発車し、中間駅である苦楽園口に下り上りの電車が到着、あとは、ほぼ同時に発車し、甲陽園駅と夙川駅に向かいます。
 
 最高でも2列車、早朝深夜は1列車のみが往復運転をしています。
 複線にしたら「馬鹿」ですね。
 
 もっとも、阪急甲陽線(10分間隔)は、阪急神戸線の特急(10分間隔)と、夙川駅で、時間的に接続していますから、早朝、深夜以外は、「待たされる」感覚はありません。
 
 接続は、大阪方面だけで、神戸方面に行ったりすると5分以上待たされます。
 
 3両編成です。神戸線ほどは混みませんが、2両では不足ですね。
 3両編成ですから、車掌はいりません。
 
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