2020年バックナンバー
雑記帳
ウイスキー
今年のラグビーワールドカップは盛り上がりました。
イングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランドの区別がついた方もおられるでしょう。
また、イギリスのEU離脱でも有名になっています。
2014年にイギリスのガイド本『ウイスキー・バイブル2015』は、日本の「シングルモルトウイスキー山崎シェリーカスク2013」を「世界最高のウイスキー」に選出した。2位は米国の「ウィリアム・ラルー・ウェラー2013」、3位も米国の「サゼラック・ライ18年」となったそうです。
『ウイスキー・バイブル』は世界的に知られる英国のウイスキー評論家ジム・マーリー氏が2003年に創刊した。今年は世界のウイスキー約4500種類が審査対象となったそうです。
「シングルモルトウイスキー山崎シェリーカスク2013」は「ほとんど言葉にできない非凡さ」と絶賛され、100点満点中97.5点を獲得した。マーリー氏はデーリー・テレグラフ紙とのインタビューで「『山崎』は現時点でどのスコッチ・ウイスキーもまねできないほどの味だ」と評価しました。
もっとも「シングルモルトウイスキー山崎シェリーカスク2013」は、日本で一般販売されたものではなく、あくまで特別に製造されたウィスキーです。
平成26年3月、米国ブルームバーグ通信は「日本はスコットランドですら取りやめるようになった、石炭を用いる伝統的な蒸留方式にこだわるなど、あらゆる努力を積み重ねた末、本場をも脅かしている」と報じています。
日本人はこれを誇りに思うべきだと思います。
スコットランドからこれ以上ないというくらい東洋の端国が、スコットランドの歴史と言える物に対して、それほどの敬意を持って張り合ったのですから。
スコットランドからこれ以上ないというくらい東洋の端国が、スコットランドの歴史と言える物に対して、それほどの敬意を持って張り合ったのですから。
なお、最高のウイスキーだけを評価しているため、日本とスコットランドのウイスキーを単純に比較するのは無理です。
せっかくですから、お金があれば、本場のスコッチを購入してもよいかと思います。
でも、味のニッカ、販売力のサントリーともいわれましたが、サントリーも力をつけてきたのですね。