2018年バックナンバー
雑記帳
審判のない競技
平昌オリンピックで、男女のカーリングをしています。
男女とも、10か国総当たりで、4か国が準決勝に進むということで、試合数が多いですね。
10C(ombination)2=10*9/2*1=45試合ですか。
ゴルフとカーリングは「セルフジャッジ競技」に分類されます。
審判員がいませんから(補助員とタイムキーパーがいますが、審判ではありません)ゲームの目的である競技者の技量を競うことと同等以上に、フェアプレー精神が欠かせない要素となっています。
フェアでない勝ちよりも、むしろ負けることを選ぶのが真の選手とされ、スポーツマンシップと高潔な態度、相手チームへの思いやりが求められます。
相手チームの失策を喜んだり、そのような態度を示すことは、慎むべき行為として禁じられています。
また、途中のエンドの終了時に自チームに勝ち目がないと判断したとき、潔く自ら負けを認め、それを相手に握手を求める形で示すという習慣もフェアプレーの表れの1つです。
カーリングのマナーには以下のようなものがあります。
1 ストーンに触れてしまったなど、例え誰にも気付かれなくとも何らかのミスを犯した時は速やかに自己申告します。
2 相手のプレーを妨げるような行為は許されません。相手の投球時など、無闇に動いたり音をたてたりしないようにします。
3 相手のミスを喜んだりしてはなりません。
4 ゲームの途中でも勝ち目が無いと判断した時は潔く負けを認めてギブアップします。
5 時間制限が設けられていない試合でも、投球時に作戦を練ったりするのに時間をかけ過ぎてはいけません。なお、オリンピックでは例外的に時間制限があります。
なお、日本女子チームと韓国女子チームのカーリング予選の試合はひどかったですね。
もちろん、日本女子チームがミスをしても、韓国女子チームは(内心喜んでも)喜びをあらわしたりしません。
しかし、韓国人の観客が、日本女子チームがミスをすると「イエーイ」と歓声を上げるのはいただけません。
韓国は、プロの女子ゴルフが強いですよね。
ゴルフは、内心、競争相手のミスを喜んでも、表情にあらわしたらいけません。
ギャラリーも同じことです。
韓国の女子プロの試合で、韓国のギャラリーは、他の国の選手のミスをギャラリーが「イエーイ」とはやしたてるのでしょうか。
なお、サッカーや野球など、審判のいる競技では、サッカーの相手方のPK失敗、野球の相手方エラーなどは、観客が喜んだり、歓声をあげたりするのはマナー違反ではありません。
オリンピックにあわせ強化したのでしょうか、韓国は現在1敗のトップで、予選を突破しそうです。
それに観客のレベルがついていかないということですかね。というか、そもそも、スポーツ観戦に向いていないのかも・・・
そういえば、日本戦も、平野ノラ似の眼鏡の韓国選手が9投目、10投目をミスしなければ、勝ててた試合でした。