2018年バックナンバー
雑記帳
レッテルを貼る
「レッテルを貼る(はる)」という言葉があります。
「レッテル」はオランダ語(letter)は、英語のラベル(label)のことで、商品などに貼り付ける札・印のことです。
ラベルやレーベルが転じて、人や物事などに対する類型化された評価の意味になっています。
「レッテルを貼る」を英訳すると「label」という動詞です。
英語も日本語も、名詞・動詞、同じような意味に用いられています。
「レッテルを貼る」というのは、人や物事の多様性を無視し、単純な類型でくくってしまい、その単純化された類型の名前で呼ぶことです。
あまりいい意味で、「レッテルを貼る」ということはありません。
たいてい悪い意味で「レッテルを貼」ります。
たいてい悪い意味で「レッテルを貼」ります。
法曹関係でしたら、
「世間知らず」の「裁判官」
「正義原理主義者」の「検察官」
「もうけ主義」の「弁護士」
などですね。
「世間知らず」の「裁判官」
「正義原理主義者」の「検察官」
「もうけ主義」の「弁護士」
などですね。
実情を知る人間なら「そんなアホな」ということになります。ごく一部「あたっている」人はいますが・・
ただ、私自身が、法曹ですから、その分野の人たちをよく知っているからいえることですが、他の分野の場合、「レッテル貼り」に、やすやすと騙されているかも知れません。
本当に悪いのなら、具体的に悪い点を指摘できるはずですし、具体的に指摘すればいいのです。「レッテルを貼る」必要はありません。
ある程度利口な人間でしたら、悪意をいだいた対象に「扇動的」に用いています。
利口でない人間なら、物事を知らないがために用いているに過ぎないでしょう。
「レッテルを貼った」時点で、「扇動」する目的か、単なる「無知」かということになります。
「レッテルを貼」ろうとする人間のいうことは、最初から疑ってかかったほうがいいのかも知れません。