2018年バックナンバー
雑記帳
裁判官任官者・減少
司法修習を修了し、判事補に任官する人数が減っているそうです。
判事補任官者数の推移
53期 82人
54期 112人
55期 106人
56期 101人
57期 109人
58期 124人
59期 115人
60期 118人
61期 99人
62期 106人
63期 102人
64期 102人
65期 92人
66期 96人
67期 101人
68期 91人
69期 78人
70期 65人
53期 82人
54期 112人
55期 106人
56期 101人
57期 109人
58期 124人
59期 115人
60期 118人
61期 99人
62期 106人
63期 102人
64期 102人
65期 92人
66期 96人
67期 101人
68期 91人
69期 78人
70期 65人
平成29年12月に判事補に任官した70期司法修習生は65人、12年前の58期の判事補任官者の半数を下回わっています。
私が、昭和55年に判事補に任官したときの任官者は65名(うち簡易裁判所判事1人)という記憶がありますから、かえって減少していますね。
いろいろ事情はあるでしょう。
司法試験合格者を増やしたからといって、訴訟や調停事件が増えるわけでもありませんでした。
また、弁護士不況の中、裁判官を退官して弁護士になる人は皆無に近くなりました。
事件が増えるわけでもないのに、判事補の任官者を増やしすぎたため、裁判官が増えすぎてしまいました。
だから調整にかかったということでしょう。
弁護士だけ増える司法制度改革とはなんだったのかということになります。