2018年バックナンバー
雑記帳
自由民主党総裁選
自由民主党の総裁選の結果、安倍晋三総裁の3選が決まりました。
安倍晋三首相は553票(国会議員票329票、地方票224票)、石破茂元幹事長は254票(国会議員票73票、地方票181票)でした。
6年前の総裁選(3年前の総裁選は無投票)と比べてみます。
(地方票)
平成24年 計300票
安倍晋三 87票(29%)
石破茂 165票(55%)
石原伸晃 38票(13%)
町村信孝 7票(2%)
林芳正 3票(1%)
↓
平成30年 計405票
安倍晋三 224票(55%)
石破茂 181票(45%)
(国会議員票)
平成24年 計197票
安倍晋三 108票(55%)
石破茂 89票(45%)
↓
平成30年 計402票
安倍晋三 329票(82%)
石破茂 73票(18%)
国会議員票票を見ると、石破茂候補が6年前に55%だったのが、今回は45%に減少し、安倍候補が6年前に29%だったのが、今回は82%に増加しています。
地方票を見ると、石破茂候補が6年前に45%だったのが、今回は18%に減少し、安倍候補が6年前に23%だったのが、今回は55%に増加しています。
ダブルスコアですから安倍首相の圧勝、石破元幹事長の惨敗ですね。
6年前に比べればよくわかります。
ただ、石破元幹事長も「もう目はない」として離党する必要もないくらい健闘しています。
安倍首相が後3年の任期を全うするためには、2019年に実施される参院選に大敗してはなりません。
通常考えられるのは、衆参ダブル選挙でしょう。
通常、参院選は、有権者が「お灸をすえる」つもりで、与党に不利ということは歴史が示しています。
野党が、いくら情けないといっても、統一候補を出すと案外善戦するかも知れません。
参院選は、野党の統一候補が出しやすいという事情がありますが、衆参ダブル選挙になると、野党が「ばらばら」になります。
今の野党がばらばらに戦ったのでは結果が見えています。
あと、消費増税も問題となります。
増税を凍結して、衆参ダブル選挙をすれば、完璧かと思います。