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2019年バックナンバー

雑記帳

終身生命保険

 令和元年10月28日時点にこのエントリーを書いています。
 
 女性では田中カ子(かね)さん(116歳)が、女性長寿世界一になりました。
 当然、長寿日本一です。
 渡辺智哲さん(112歳)が、男性長寿日本一です。 
 
 何といっても、おめでたいことです。
 
 両者とも、単に「生きている」というだけではなく、「ちゃんと生活している」という店でも特筆すべきでしょう。
 
 ちなみに、生命保険の純保険料(保険会社の経費や利益などを控除したもの)を計算するときは、生命表を用います。
 
 生命保険の「終身保険」は、どのように計算するのでしょうか。
 
 まさか、平均余命=無限大とするわけにはいきません。
 保険会社は107歳(男性)、110歳(女性)で全員死亡すると仮定して終身保険の純保険料を決定しています。保険料は、保険会社の経費や利益を加えたものです。
 
 つまり、男性は、当該契約者が、107歳まで生きる確率を考えて、純保険料を決定し、女性は、当該契約者が、110歳まで生きる確率を考えて、純保険料を決定しています。
 
 田中カ子さんや渡辺智哲さんが、終身の定期保険や養老保険に加入しているかどうかわかりません。
 
 理屈からして、渡辺智哲さんは107歳、田中カ子さんは110歳の時点で、清算してもよいのでしょうが、まさか「あなたが死亡したものとみなして保険金をお渡しします」とは言いにくいですしょうね。
 
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