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2019年バックナンバー

雑記帳

防犯カメラ

 防犯カメラ(監視カメラ)があちらこちらでみられるようになりました。
 
 昔は、駅、銀行やATM機か、ホテル・劇場、コンビニなどでしか見かけませんでしたが、現在は、マンションのドアやエレベータ、多額の現金を扱わない裁判所や弁護士会館にも配置されています。
 
 防犯カメラは、多くの役割があります。テレビ新聞などのニュースで報道されている様に、多くの犯罪事件解決には欠かすことの出来ない存在となっています。
 
 そして、防犯カメラや監視カメラのもう一つの効果には抑止力があります。
 
 何も起こらないのですから、ニュースで取り上げられることはありませんが、むしろ、防犯カメラの効果は、犯罪を未然に防ぐ効果の方が大きく期待されています。
 より多くの防犯カメラを設置し、死角を無くし、犯人に「見張られている」「悪いことをすると捕まる」と思わせることが、犯罪の発生しにくくする重要な要素ですね。
 
 このような手法は「防犯環境設計」といわれ、今注目されつつあります。
 列車や地下鉄では、「カメラで監視しています」「監視カメラ設置」と表示されています。
 日本の監視カメラがあるとアナウンスしたり、監視カメラから音が出ることはありません。
 
 イギリスでは「あなたの安全のため、カメラで撮影しています」と車内アナウンスがあるそうです。
 一部には、スピーカーがついていて、監視員の録音テープにより、音声で注意をするカメラもあるらしいです。
 
 話が横道にそれましたが、「見通しを良くすることが防犯に効きます」とよく言われていますが、これは近所を通行する人の目を期待しているわけです。最近、新築の家に、高い塀が設置されておらず、塀がないに等しい家が多くなりました。
 
 また、あわせて防犯カメラの設置がなされています。カメラによる監視は「見てますよ」という犯罪者へのアピールであったり、「何かあったら、ここに証拠が残りますよ」「捕まりますよ」という威嚇効果を狙っています。
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