2019年バックナンバー
雑記帳
ゴミ収集車
橋下徹氏が大阪市時代に、庁内で昼休みの合図として 半世紀近く流れていたメロディーを「変な曲」とクレームをつけ、放送中止となったそうですね。
テレビで放送されていましたが、どこかで聞覚えのあるメロディーでした。
大阪市のゴミ収集車の流すメロディーですね。
「変な曲」の正体ですが、大阪市が「緑化100年運動」を始める際に、当時、美空ひばりとならんで、飛ぶ鳥を落とす勢いだった、島倉千代子さんに無償で唄ってもらった曲「小鳥が来る街」だそうです。
「緑を植えて大阪を可愛い小鳥の来る街に」という歌詞があります。
今でいえば、嵐、AKB48に、無償で唄ってもらった曲ということになりますから、「変な曲」と言ったのでは「罰」があたります。
You-tubeで、本来の唄を聞きましたが、古い曲ではありますが、変な曲ではありません。
大阪市民にとってはこのメロディーが聞こえれば「あっ、ゴミ収集車が来た」ということがわかりますね。
私は、大阪市民ではありませんし、大阪市民であったこともありませんが「ゴミ収集車が来た」ということがわかります。
地方自治体によっては「あかとんぼ」などの曲もあるそうです。
もっとも、和歌山市のゴミ収集車や、西宮市のゴミ収集車は、何のメロディーも流しませんが、何の不都合もありません。
ゴミ収集車といえば、私の留学先の37年前のドイツのボン市のゴミ収集車はベンツ製でした。いまも、ベンツ製が走っているかどうかは知りません。
もちろん、何のメロディーも流しません。