2019年バックナンバー
雑記帳
王室の王位継承者
平成25年4月25日、イギリス議会は、性別に関係なく長子を優先する改正王位継承法案を可決しました。
男女同権の流れを受けたものです。
平成25年7月に、ウィリアム王子とキャサリン妃の第1子から対象となりますが、 結局は、ジョージ王子が生まれ、チャールズ皇太子、ウィリアム王子につぐ多い継承者となります。
日本は、皇室典範1条に「皇位は皇統に属する男系の男子がこれを継承する」となっていますから、女性皇族が天皇になる余地はありません。
ヨルダン王国が同じとされています。
なお、タイ王国王は、国王が、王族男子の中から次の王位継承者を任命するとなっています。
ヨルダン王国が同じとされています。
なお、タイ王国王は、国王が、王族男子の中から次の王位継承者を任命するとなっています。
男子を優先するけれども、女子も王になれるという「男子優先」は、デンマーク王国、スペイン王国、連合王国(イギリス)で採用されていました。
デンマーク王国、スペイン王国は、今でも「男子優先」です。
男女の関係なく、長子優先が王位承継で優先するのは、ベルギー王国、オランダ王国、ノルウェー王国、スウェーデン王国です。
連合王国(イギリス)が仲間になりました。
いずれにせよ、日本の皇室のように長い歴史をもっている王国はありません。
日本の皇室は、女性皇族に偏りすぎていて、下手をすると(悠仁親王殿下に男子が生まれないと)、天皇承継者がなくなってしまいます。
現在は、秋篠宮殿下、悠仁殿下、常陸宮殿下(83歳)の3名が皇位承継権をもっていますが、常陸宮殿下(83歳)には男子がいませんし、年齢からして、天皇になられることはないかと思います。
秋篠宮殿下と悠仁殿下が外国訪問の時、同じ飛行機に乗れないという理由がここにあります。
悠仁殿下に男子が生まれなければ、実質的に、皇位継承権者がいなくなってしまいます。
親子が外国に行くとき、別の飛行機に乗らなければならないというのも大変です。