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2019年バックナンバー

雑記帳

キーボードいろいろ

 キーボードは、アルファベット部分について各国共通と思っていませんか?
 
 必ずしもそうではありません。 
 
 アメリカのキーボードが一番シンプルですね。
 
 というか、キーボードは、基本的に英語を打つためにつくられているから、合目的的だともいえます。
 「Typewriter」が上から2段目に集中しています。この配列が、デファクトスタンダードになった理由の1つといわれています。
 
 ドイツのキーボードはどうでしょう。本コラムの図にあるとおりです。

 「Z」と「Y」がちがっているだけ、独自の文字であるウムラウトA、O、Uは右端に集中していて、日本語を打つなら、「Z」と「Y」を除いてタッチタイプができます。日本語をローマ字入力をしようとすると、たった2文字で「無茶苦茶」になります。訂正に時間をかけるより、目で追いながらタイプする方が早いかもしません。
 
 「Z」と「Y」の位置が違うのは、ドイツ語では、ほとんどといっていいほど「Y」を使わないからだそうです。「ヤ」「ユ」「ヨ」は「J」を使います。
 
 ちなみに、ドイツの自動車ナンバーは、通常、都市名のアルファベットをつかいます。「B」はベルリン、「D」はデュッセルドルフ、「F」はフランクフルト・アム・マイン、ボンは「BN」です。
 
 「Y」がつく都市がないのか、「Y」ナンバーは、戦車など連邦防衛軍の車両に使用されています。公道を走ることがあるため、プレートナンバーがついてます。
 
 日本語のタイプライターは、すごいですね。
 一番上段まで、「ひらがな」があふれています。
 「ひらがな入力」で、通常タッチタイプは無理ですが、ローマ字入力なら、タッチタイプは可能です。
 
 富士通の「親指シフト」はどうなったんでしょうか? 私は、最近、全く見てません。
 
 ちなみに、キーボードアレルギーという人がいます。
 
 毎日、キーボードの位置がシャッフルされる恐ろしいキーボードならともかく、「文字は動いたり逃げたりしません」から、覚えるのが賢明ですね。
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