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2019年バックナンバー

雑記帳

韓国・大邱級フリゲート実戦投入5カ月で故障

 韓国海軍の新型護衛艦「大邱」(「テグ=韓国の都市名」。2800トン)が、電力化から5カ月が経過した平成31年1月、推進システムの異常で運用できなくなりました。
 
 「大邱」は、韓国海軍の次期護衛艦のうち、はじめて電力化された艦です。
 
 韓国海軍は、平成25年から合計3400億ウォン(約335億円)をかけて「大邱」を建造しました。
 
 平成31年1月末、「大邱」の推進システムに欠陥が生じて運用を中断し、プロペラを回すモーター付近の部品が過熱して駆動を中止したということです。
 
 プロペラを動かすモーターが過熱して焼けてしまったということのようです。
 
 韓国海軍は新型護衛艦事業を推進する際、ガスタービンと電気モーターを組み合わせた「ハイブリッド方式」の推進システムを導入したそうです。
 
 普段は電気エネルギーを利用したモーターで巡航し、緊急時は瞬間速度が出るガスタービンを利用する仕組みです。
 
 試験運用の過程で電気を利用して艦艇を駆動してからガスタービンに転換する時間が過度に長引き「戦時に不適切な艦艇」という声もありました。
 
 軍や艦艇製造企業が「大邱」の故障の根本的な原因を見つけられていません。
 ということは修理不能です。
 複数の専門家が「大邱」の復帰に最長1年かかる可能性があると見ています。
 
 ちなみに、フリゲート艦とは何でしょう。
 
 巡洋艦、駆逐艦などがありますね。現在、戦艦は世界各国どこにもありません。
 
 軍艦の大きさで言えば巡洋艦「Cruiser」>駆逐艦「Destroyer」>フリゲート艦「Frigate」という分類が一般的です。
 
 海上自衛隊は、専守防衛の立場から艦船に「護衛艦」という名をつけています。
 
 「あきづき型」のように対潜、対艦、対空戦闘のバランスが取れた護衛艦は、諸外国では駆逐艦(Destroyer)と位置づけており、を「DD」がつきます。
 
 「こんごう型」のように艦対空ミサイルを搭載し、艦隊防空を主任務とする護衛艦には諸外国では駆逐艦(Destroyer)と位置づけており、を「DDG」(「G」はGuided Missile(誘導ミサイル))がつきます。
 
 「いずも型」のように搭載するヘリコプターを使用して対潜作戦などを担当する護衛艦には「DDH」(「H」はHelicopter)がつきます。
 F-35Bステルス戦闘機を離発艦できるようになると、名前が変わるかも知れません。

 韓国の艦船は、欠陥品や故障ばかりという艦が多いですね。
 
 韓国は、北朝鮮が主敵のはずですが、なぜか、空軍海軍に力を入れています。
 ただ「おそまつ」な艦が多いです。
 軍事機密ですから、他国から技術移転(パクリ)は難しく、かといって、韓国オリジナルの艦は、技術が未熟な事から「ポンコツ艦」となります。
 
 韓国の強襲揚陸艦「独島艦(竹島艦)」は、レーダーが役に立たず、機関砲を発射すれば甲板上の自軍ヘリに命中するという設計ミスが判明し、あげくは平時の海上で浸水や火災を起こして漂流し、長期修理でドッグ入りしてしまっています。
 
 7年たっても「パレード艦」「イベント艦」にしか使えません。
 
 軍の記念イベントに参加するため黄海を航行していた「独島艦」の発電室から火災が発生し、発電機2基のうち1基が焼け、残る1基も消火の際に水をかぶって故障停止したのですが、修理を試みたが全く復旧できず、独島艦は漂流したことがあります。
 
 海上を飛ぶヘリは高度な塩害対策を施さなければならないのですが、無謀にも国産化に挑戦しましたが、失敗しました。
 広い平甲板は飾りになっています。
 
 どこの国でも常識ですが、軍艦は同型艦を最低2隻、普通は3~4隻建造します。
 艦艇は数年に一度は定期的に数カ月間ドックに入って整備や修理を行い、内部の機器などを最新のものに換装していく必要がありますから、1隻ではどうにもなりません。
 
 ちなみに、「独島艦(竹島艦)」の二隻目は、2020年完成予定、そのとき「独島艦(竹島艦)」は、就役20年の老朽艦になっています。
 
 「おそまつ海軍」といわれるゆえんです。
 
 韓国軍が、北朝鮮ではなく、日本を仮想敵国としていることは間違いないかと思います。
 
 北朝鮮の空海軍は、旧式の飛行機、艦船で役に立ちません。
 それで、空軍機や艦船の建造費に、日本と同等の予算をつぎ込むのですから、日本を仮想敵国としている事に間違いはないでしょう。
 
 だからといって、韓国が、日本に攻込んでくる確率は、ほぼ0です。
 日本の仮想敵国は中国です。
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