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2019年バックナンバー

雑記帳

国旗と国章

国章」  をご存じでしょうか。
 
 国旗は有名でも、国章がないという国、事実上国章扱いがされているマークがある国があります。
 
 通常、正式な国章がある国でしたら、政府機関には国旗か国章がつけられています。
 
 たとえば、ドイツは「鷲」、ウィーンが首都のオーストリーも「鷲」、アメリカも「鷲」です。
 
 なお、アメリカは「七面鳥」という案もあったそうですが、七面鳥は一夫多妻なので不採用になったそうです。オーストラリアは、「カンガルーとエミュ」です。どちらも前にしか進めません。
 
 なお、国旗は、飛行機や船についていますし、オリンピックの国旗掲揚で有名です。
 
 国章は、通常は、「パスポート」の表紙に記載されています。
 
 また、国章は、国旗と同様に「国家機関」であることを示していることもあります。
 
 日本では、裁判所などの国家機関には、国旗である日の丸が掲揚されています。
 
 ドイツでは、国家機関には、国旗が掲揚されていることもありますが、国章の鷲が建物にしるされていることが多いです。
 国旗の他に、国章の鷲をみれば、裁判所を含めた国家機関であることがわかります。
 
 そういえば、大阪にあるアメリカ総領事館も国章の鷲ですね。
 
 ちなみに、アメリカの大使館、領事館などは、国旗や国章はいりません。
 
 どこの国へ行っても、警察車両が前方道路に24時間常駐しています。
 他の国の大使館、領事館などはも多少の護衛があるにしても「要塞化」していません。
  幸せなんでしょうか、不幸なんでしょうか。
 
 
 日本に正式な国章はありません。

 天皇家の家紋であり、天皇の紋である十六弁八重表菊紋(菊花紋章)の簡略化したものが、国章に準じた扱いを受けています。
 
 パスポートの菊は、国章とは少し違い、八弁の菊です。
 政府機関には、事実上の国章の菊ではなく、法律上の国旗である日の丸がついています。
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