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2019年バックナンバー

雑記帳

サーティワンアイスクリーム

 サーティワンアイスクリームというアイスクリームチェーンがあります。 
 
 1945年アメリカのカルフォルニア州でBaskin、Robbins両氏によって創設された世界最大のアイスクリームチェーンです。
 
 なぜ、31なのでしょう。
 
 たくさんのフレーバーの中から、1ヶ月(31日間)毎日違ったアイスクリームを楽しんでいただきたいとの願いから「サーティワンアイスクリーム」と名付けましたというのが、公式見解です。
 
 しかし、1ヶ月が31日というのは「大の月」だけです。
 本当に31日のつもりで「31」と名づけたのでしょうか。
 2月や4月や6月や9月や11月に食べられることがなかったアイスクリームは「ひがまない」のでしょうか。
 本当に、設立当初に、31種類もの種類のアイスクリームがあったのでしょうか。
 ダブル、トリプルのアイスクリームの立場は一体どうなるのでしょうか。
 
 
 私は、31という数字について、別の由来を聞いたことがあります。
 
 アイスクリームは、普通、円錐形のコーン(cone)という受け皿に、アイスクリームのボールをつんでいきます。ボールには、プレーンのボールもありますし、バニラ、チョコレート、ストロベリー・ラズベリーなどの果物、抹茶、コーヒーなどのフレーバーのついたボールもあります。
 
 ボールは、1個(シングル)、2個(ダブル)、3個(トリプル)、4個(クアドラプル)、5個(クインティプル)・・と続くのですが、まあ、常識的に考えて5つまでですよね。
 
 プレーン、バニラ、チョコレート、ストロベリー、ラズベリーなど5種類のアイスクリームを用意し、コーンの上に載せます。
 
 何種類のアイスクリームができるでしょうか。
 
 各種類のアイスクリームが、あるかないか、つまり1か0です。つまり2とおり。それが5種類りありますから、2^5=32。
 
 コーンだけのアイスクリームは、売り物にはなりませんから、1を引きます。
 
 32-1=31
 
 創業当初は、コーンに5種類のアイスクリームを、最大5つまででのせて販売していた、種類は31となり、それが「31アイスクリーム」の由来だという話です。
 
 皆さんは、どちらを信じますか。
 
 また、他の由来として考えられるものはあるでしょうか。
 
 1945年のアメリカですから、31の由来は、掛布雅之や林威助や新外国人マルテの背番号でないことだけは確かです。
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