本文へ移動

2019年バックナンバー

雑記帳

10連休・海外旅行の予約殺到

 今年の大型連休は、週休2日の人にとって10連休となる今年の大型連休です。
 
 大手旅行会社に海外旅行の予約が殺到しているそうです。
 
 「1月下旬時点の予約数は昨年の2.5倍」(JTB)という盛況ぶりで、完売するツアーが続出し、急遽、チャーター便を確保して追加ツアーを組むなど、旅行業界は、特需に沸いているようです。
 
 旅行会社によっては、大型連休中の海外旅行に1月中旬時点で昨年の3倍を超える予約が入ったところもあるようです。
 
 例年の大型連休商戦は、年明けから動き始めますが、今回は「前年11月半ばに人気の渡航先がほぼ完売した」という会社が多いようです。
 
 今年の大型連休は、通常のサラリーマンにとって、平日をはさまず10連休のため、勤務先の同僚と調整する必要がなく、予定を立てやすいため早々に日程を決める動きが広がりました。
 
 当然の話ですが、短期の休暇では敬遠されがちな欧米など遠隔地の予約が増えているのが今年の特徴です。
 ヨーロッパやアメリカに5日間や6日間行っても、2日間は飛行機の中です。
 
 今年の大型連休は、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、海外のクルーズ船ツアーなどが、人気のようです。
 
 価格は昨年と比べ高くなりますが、人気ツアーは「追加募集してもすぐに枠が埋まる状況」が続いているようです。

 毎日催行している、航空券とホテルをセットにしたツアーなどは、この大型連休で、価格が高騰しています。
 
阪急交通社e-very
【正規割引運賃】<航空券+ホテル>KLMオランダ航空直行便利用!アムステルダム7日間<スタンダードクラスホテル利用>
設定期間
2019/4/1~2019/10/31 
送迎なし
150,000~639,000円+国内空港施設使用料・国内空港旅客保安サービス料・その他諸税が別途必要となります
 
 閑散期は15万円のツアー(といっても、送迎も観光もない、航空券とホテルのセットにすぎません)が、今年の大型連休に限って63万9000円というのですからすごいですね。

  63万9000円のツアーは大型連休のものです。
 既に売切れています。
 お盆はせいぜい30万円までですから、いかに高くて売れているかよくわかります。
 通常期+40万円というのでは、ビジネスクラスで行くようなものですね。
 
 また、航空便だけを見ても、日本からのホノルル便の航空券が、エコノミークラスで、約50万円だそうです。
 やはり、通常ならビジネスクラスに搭乗できるような価格です。
 
 ただ、早めに購入していれば、航空券は高くありません。
 
 私も、今年の大型連休に、ドイツ旅行をしますが、航空券合計は、1人あたり、エコノミーでオイルサーチャージと国内外税金・施設利用料込みで12万円程度ですみました。
 
 関空・ソウル(アシアナ)と、ソウル・フランクフルト(ルフトハンザ)の別切りで、延着の危険を避けるため、往路ソウルで1泊するため1日無駄になり、9日間のドイツ旅行+1泊の韓国旅行になります。
 
 ちなみに、当然のことですが、日本の大型連休期間、ドイツのホテルは通常通りです。
 日本人は大挙して旅行をするでしょうが(ただ、ヨーロッパ旅行をする人で、ドイツのみの旅行をする人は必ずしも多くありません)、全体から見ればごくわずかですから、ホテル代金は通常期の値段です。
 
 日本の国内旅行で、高い航空券やホテル代金を出した上、中国人や韓国人の旅行者でごった返していて、さらに、日本人旅行客が加わった観光地に行くのは無駄ですね。
 
 航空券が発売される1年弱前なら、安い航空券があったということになります。
 
 新天皇陛下の即位日である2019年5月1日が、祝日になるか(10連休)、単なる休日か(4月30日と5月2日が平日)は、予約当時は不明であり、ある意味「賭け」でした。
TOPへ戻る