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2019年バックナンバー

雑記帳

今年は天皇誕生日がない年に

 2019年5月に今上天皇陛下が御譲位され、皇太子殿下が天皇陛下になられます。
 
 天皇誕生日は、天皇陛下になられる皇太子殿下の誕生日(2月23日)に移ります。
 
 つまり、来年は即位前のため天皇誕生日がない年となります。
 
 上皇となられる今上天皇陛下の誕生日は、現状では平日となります。

 祝日とするには祝日法の改正が必要ですが、政府は「多様な論点があり、幅広い議論が必要」と慎重に検討する構えです。
 
 年間の祝日数がすでに計16日に上っているほか、新天皇陛下との「権威の二重化」を懸念する向きもあるためです。
 
 昭和天皇の誕生日(4月29日)は崩御された1989年に「みどりの日」として祝日となり、2007年に「昭和の日」に改称されました。
 
 明治天皇の誕生日(11月3日)は、戦前は「明治節」という祝日でしたが、1948年に施行された祝日法によって、日本国憲法の公布を記念する「文化の日」となりました。いずれ、「明治の日」と改称されるべきでしょう。
 
 今上天皇陛下の誕生日も祝日化が望ましいですが、12月23日が祝日となると、仕事に多大の負担となります。
 
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