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2019年バックナンバー

雑記帳

男女平等

 日本では、「男女雇用機会均等法」の改正などとのかねあいで、平成13年「保健師助産師看護師法」により、女性を「看護婦」、男性を「看護士」と呼んでいたのを、男女の区別なく「看護師」という名称に統一されました。 
 
 本当に女性の地位向上とか、平等とかに役立っているのでしょうか。
 
 ちなみに、ドイツでは、職業をあらわすとき、ほとんどの場合、男性か女性かわかります。
  末尾に「in」がつきます。単語によってはウムラウトつきの文字に変化します。
 
 生徒  Schuler(男性)、Schulerin(女性)
 学生  Student(男性)、Studentin(女性)
 教師  Lehrer(男性)、Lehrerin(女性)
 公務員 Beamter(男性)、Beamterin(女性)
 警官  Polizist(男性)、Polizistin(女性)
 医師  Arzt(男性)、Aerztin(女性)
 裁判官 Richter(男性)、Richterin(女性)
 弁護士 Rechtsanwalt(男性)、Rechtsanwaeltin(女性)
 検察官 Staatanwalt(男性)、Staatanwaeltin(女性)
 政治家 Politiker(男性)、Politikerin(女性)
 大臣  Minister (男性)、Ministerin(女性)
 
 これは女性の地位を下げていたり、不平等なのでしょうか。
 
 ドイツの連邦首相はメルケル氏ですね。
 「Bundeskanzlerin  Angela Merkel」です。

 それまでは、ビスマルクをはじめとして、Kanzler 、つまり男性しか連邦首相にしかなっていなかったんですね。
 
 さあ、日本とドイツと、どちらが「男女平等」がすすんでいるでしょうか。
 
 日本の「言葉遊び」からすると、日本ですね。
 
 本当はどうでしょう。
 女性が連邦首相になっているのですから、ドイツではないでしょうか。

 ちなみに、ドイツの「連邦憲法裁判所(日本の最高裁判所に相当)裁判官」16名のうち6名が女性です。かつて、長官も女性だったこともあります。
 
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