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2019年バックナンバー

雑記帳

ドイツの名所

 ドイツの名所といえばどこを思い浮かぶでしょうか。 
 
 私が留学していた当時は「ライン川下りとローレライ」(ライン渓谷中流上部として世界遺産) か「ハイデルベルグ」だった気がします。
 
 そのうち「ロマンティック街道」と「ノイシュバンシュタイン城」が有名になってきました。
 
 「ロマンティック街道」のヴィース教会とヴュルツブルクのレジデンツは世界遺産に登録されています。あと、ローテンブルクやデュンケルスビュールなど中世都市があります。
 
 「ロマンティック街道」は、「ローマへの道」の意味であり、街道がロマンティックなわけではありません。念のため。
 
 「ノイシュバンシュタイン城」は「Neuschwanstein」で、「Neu」=「新」、「Schwan」=「白鳥」、「Stein 」=「城」ですから、「ノイシュバンシュタイン城」というと、「ノイシュバンシュタイン城城」と「城」が重なってしまいます。
 
 建造を命じたルートヴィヒⅡ世は、中世騎士道への憧れの強い人物で、玉座を後回しにしても、人工洞窟を造るといった具合で、ルートヴィヒ王の趣味のためだけに建設された実用には不向きな城です。
 
  ルートヴィヒⅡ世は、非業の死を遂げますが、「ノイシュバンシュタイン城」は観光名所として、日本を含め、全世界から観光客をよんでいます。
 
 ドイツには世界遺産がたくさんあります。
 
 ライン下りとローレライは「ライン渓谷中流上部」として登録され、ヴィース教会も登録されています。
 上述のドイツの名所には、他に登録されているところはないようです。
 
 ドイツの世界遺産は、以下のとおりです。
 
アーヘン大聖堂
シュパイヤー大聖堂
ヴュルツブルク司教館、その庭園群と広場
ヴィースの教会
ブリュールのアウグストゥスブルク城と別邸ファルケンルスト
ヒルデスハイムの聖マリア大聖堂と聖ミカエル教会
トリーアのローマ遺跡群 ポルタ・ニグラ、聖ペテロ大聖堂及び聖母マリア教会
リューベックのホルステン門
ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群
ロルシュの大修道院とアルテンミュンスター
ランメルスベルク鉱山、歴史都市ゴスラーとオーバーハルツ水利管理システム
バンベルク市街
マウルブロン修道院の建造物群
クヴェートリンブルクの聖堂参事会教会、城と旧市街
フェルクリンゲン製鉄所
ケルン大聖堂
ヴァイマルとデッサウのバウハウスとその関連遺産群
アイスレーベンとヴィッテンベルクにあるルター記念建造物群
ヴァイマル
ベルリンのムゼウムスインゼル(博物館島)
ヴァルトブルク城
デッサウ・ヴェルリッツの庭園王国
ライヒェナウ
エッセンのツォルフェアアイン炭鉱業遺産群
ライン渓谷中流上部
シュトラールズント歴史地区とヴィスマール歴史地区
ブレーメンのマルクト広場の市庁舎とローラント像
レーゲンスブルクの旧市街とシュタットアムホーフ
ベルリンのモダニズム集合住宅群
ムスカウ公園
ローマ帝国の国境線
アルプス山脈周辺の先史時代の杭上住居群
アルフェルトのファグス工場
バイロイト辺境伯歌劇場 
ベルクパルク・ヴィルヘルムスヘーエ
コルヴァイのカロリング期ヴェストヴェルクとキウィタス
ハンブルクの倉庫街とチリハウスを含む商館街
ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献
シュヴァーベンジュラの洞窟群と氷河期芸術
メッセル採掘場の化石発掘現場
ワッデン海
カルパティア山脈のブナ原生林とドイツの古代ブナ林群
 
 なお、その昔「ドイツ東部ドレスデンのエルベ渓谷」がユネスコの世界遺産に登録されていましたが(2004年)、ワルトシュレスヘン橋(ドレスデン旧市街の交通緩和を目的に建設された、エルベ川に架かる橋としては最も長い全長635メートルで、コンクリートと鋼鉄でできた4車線の橋)が供用開始されたため、2009年に抹消されています。
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