2019年バックナンバー
雑記帳
阪神淡路大震災から24年経過
阪神淡路大震災から24年経過阪神淡路大震災から24年経過したんですね。
6434人の尊い命が犠牲になったとのこと、心よりご冥福をお祈りいたします。
6434人の尊い命が犠牲になったとのこと、心よりご冥福をお祈りいたします。
阪神淡路大震災の時、私は、現在の西宮市に転居する前でした。
自宅でたたき起こされ、テレビを見ると、神戸の震度が表示されていません。神戸が震源か被害が大きいと直感して、神戸市北区の親戚に電話をかけました。地震直後のことですから、電話がつながり、家屋の損壊はすごいけれど、誰も怪我がなく無事との答えがあり、ほっとした記憶があります。
当時は、インターネットが普及しておらず、平成7年(1995年)に発売されたWindows95で、インターネットが一般化されました。
私は、MS-DOS Ver4で、インターネットはしていましたが、現在のようなコンテンツはありませんでした。
ところで、阪神地区には、兵庫県弁護士会(当時・神戸弁護士会)会員だけではなく、大阪弁護士会会員も多く住んでいましたし、現在も住んでいます。
ところが、数多い弁護士と同居の家族は、1人も死亡していません。
ところが、数多い弁護士と同居の家族は、1人も死亡していません。
理由の1つには、海側ではなく山側の方に多く住んでいたことと、住んでいる家が比較的丈夫だったことがあげられています。
残念ながら、資力の差が、命の差につながりました。
理由の、もう1つは、弁護士は「運」がいいということです。
24年前といえば、司法試験合格者500人時代のことです。実力だけでは合格しませんよね。運がよくなければ。
24年前といえば、司法試験合格者500人時代のことです。実力だけでは合格しませんよね。運がよくなければ。
当時の大阪弁護士会事務局長さんが「さすが弁護士さん。司法試験を合格しているだけあって『運がいい』」と言われていたのを記憶しています。
ちなみに、私は、震災当日、阪神地区にそんな大きな被害がでていると知らずに、南海本線で大阪地方裁判所の口頭弁論期日に出かけました。
相手方の弁護士と、法廷の前であったのですが、京阪電車で来たとのことでした。
結局、裁判所職員から「今日法廷なんかできるわけない」「余震の危険があるから帰られた方がいいですよ」といわれ、双方とも、そのまま帰宅しました。
結局、裁判所職員から「今日法廷なんかできるわけない」「余震の危険があるから帰られた方がいいですよ」といわれ、双方とも、そのまま帰宅しました。
あとで、テレビを見ると「壮絶」の一語でした。
阪神高速が倒れたり、折れた阪神高速のところに半分自動車が残って停止していたり、ビルが横倒しになったり、大規模な火事になったり。
記憶では、死者・行方不明者何人という報道はされていましたが、死者が搬送されているシーンは放送されていなかったように記憶しています。
阪神高速が倒れたり、折れた阪神高速のところに半分自動車が残って停止していたり、ビルが横倒しになったり、大規模な火事になったり。
記憶では、死者・行方不明者何人という報道はされていましたが、死者が搬送されているシーンは放送されていなかったように記憶しています。
現在、私は、西宮市に転居していますが、当時の状況が嘘のように復興しています。ちなみに、自宅の土地の選定基準は、近所に老朽化建物が建っているということでした。
見た目、復興はしたのですが、市債総額に占める震災関連の借入れの割合は、芦屋市、神戸市、西宮市、淡路市で高く、4市では、収入に対する借金返済額の割合を示す「実質公債費比率」も軒並み高くなっているそうです。
また、週刊ダイアモンドの平成18年度8月号には、全国・市「倒産危険度」ランキングでは1位が神戸市、7位が芦屋市とされています。数字的には2位の夕張市が財政再建団体になっています。それ以降の資料は見当たりませんでした。
また、兵庫県の震災復旧・復興事業の県負担額は2兆3011億円で、うち1兆3150億円を借金でまかなっているそうで、財政の指標が全国でワースト2と厳しい財政状況だそうです。
国民健康保険の上限は、各地方自治体によって異なるのですが、西宮市の国民健康保険の上限は(今年80万円に引上げられました)、全国でもトップクラスだそうです。