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2019年バックナンバー

雑記帳

JR四国、新型ディーゼル特急を2019年秋に投入

 JR四国は、平成30年11月26日、老朽化の進む2000系特急気動車(ディーゼルカー)に替わる新型2700系気動車4両(Mcx2 Mc'x2)が完成し、平成30年12月26日に高松運転所に到着すると発表しました。来秋にも営業運転に投入する計画です。
 
 JR四国には現在、老朽化の進んでいる56両の2000系があり、国の支援措置が受けられる2020年度までに2700系を40両程度導入し、大部分を置き換える計画だそうです。
 
 いまさら、ディーゼルの新型車両ですか。
 
 まあ、電化の見込みがなければ、ディーゼルでも仕方がないということですね。
 
 平成28年10月1日の人口推計で、四国4県の人口合計381万8000人、同時点の兵庫県の人口552万に比べて少なく、静岡県(376万5000人)くらいですね。
 
 少子高齢化により、人口は減る一方ですから、電化などは、夢のまた夢なのでしょう。
 
 2700系は、2000系(350馬力)より強力な450馬力のディーゼルエンジンを2基載せた結果、最高運転速度は時速130キロと10キロアップします。
 
 1気動車が、他のエンジンやモーターのない客車を引っ張ります。
 
 ちなみに、電車のモーターは、1個あたり定格出力100kW~200kW程度で、馬力に換算すると130馬力~270馬力、1両あたり4個のモーターを装備していますから、1編成中1気動車で450馬力というのは非力ですね。
 
 最高時速は130キロだそうです。
 
 JR京都線の京都・高槻・新大阪間と、尼崎・芦屋間は130キロですから、カーブやアップダウンがあることを考えれば、頑張っているというところでしょうか。
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