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2019年バックナンバー

雑記帳

GWの10連休「うれしくない」45%

 2019年の大型連休が、週休2日制を前提とすると10連休となります。
 週休1日の場合は、9連休です。

 

 朝日新聞が、平成30年12月15日と16日に実施した全国世論調査(電話)の結果、来春の大型連休が10連休になることについて尋ねると、「うれしい」は35%で、「うれしくない」の45%の方が多かったとのことです。

 

 男性は「うれしい」43%が、「うれしくない」40%より少し多く、一方、女性は51%が「うれしくない」と答え、「うれしい」は28%にとどまりました。

 

 主婦層が、夫や子どもが10日続けて家にいるのは嫌ということかも知れません。
 主婦層は53%が「うれしくない」と答えています。

 

 「うれしい」は若年層ほど多く、18~29歳は58%、30代は43%に対し、60代は25%、70歳以上は18%でした。
 70歳以上は18%でした。

 

 70歳以上となれば、大多数が「毎日が日曜日」でしょうから、休日があろうがなかろうが関係はなく、病院やクリニックの休診が心配ということでしょう。
 60歳後半も同じことでしょう。

 

 職業別では事務・技術職層の51%が「うれしい」と答える一方、製造・サービス従事者層の「うれしい」は35%にとどまりました。
  事務・技術職は
 サービス業は、土日に働く人も多いでしょうね。


 世代にかかわらず、心配されるのが、医療への影響です。
 お正月だけでも、通常の病院や診療所が開いていないのが不安なのに、10日間も(平成30年4月27日は土曜日で9日間)通常の病院や診療所が開いていないというのも問題です。

 

 月の3分の1にあたる日数が休みになりますから、時給や日給で働く人(派遣労働者を含む)の収入確保も課題になります。
 10連休に備えて貯金しておいた方がよさそうです。

 

 郵便局は、一部の祝休日に郵便配達や窓口業務を行う方向で検討中です。
 原則通りだと9日間連続で休業です。
 利用者に不便をかける事態を避けるためのほか「滞留する郵便物の保管場所がない」(広報)との事情もあるそうです。

 

 あと、株式市場が10日連続で休場ということになると、休場前に株を売却して安全策をはかるという個人や法人はいるでしょうし、休場明けが心配ですね。

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