2012年バックナンバー
外国人力士のしこ名
大相撲の外国人力士の活躍はめざましいですね。
イギリスで開催される、テニスのウィンブルドン大会で、イギリス人優勝者が80年近くでていないことになぞらえ、大相撲のウィンブルドン現象と呼ばれます。
日本人力士の弱さは、「ハングリー精神の欠如」といわれています。
高見山、小錦、曙、朝青龍、白鵬など、日本人がつけても不思議ではない「しこ名」の力士が主流でしたが、出身地に「ちなんだ」しこ名、外国人の名前に「ちなんだ」しこ名の力士も増えています。
把瑠都(ばると)はエストニア出身、琴欧州はブルガリア出身です。
阿覧欧虎(あらん)はロシア出身ですが、本名アラン・ガバライエフ、臥牙丸(ががまはグルジア出身ですが、愛称の「ガガ」からとっているらしいです。
ある意味「傑作」なのは、星誕期(ほしたんご)、アルゼンチン出身だそうです。
平成24年3月13日、春場所の前相撲でデビューした、エジプト人の大砂嵐(おおすなあらし)が話題になっています。
なかなか、いい「しこ名」ですね。
なお、エジプト人ということですから、イスラム教、豚肉は禁止ですし、ラマダンの戒律もあります。
ハンディキャップがありますが、名前負けしないように、出世してほしいものです。