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2011年バックナンバー

所長?署長?

裁判、消防、警察、税務、児童相談のあとに、「所」あるいは「署」がつき、その責任者は「所長」あるいは「署長」です。

 どれに「所」がつき、どれに「署」がつくかご存じですか。


 裁判所・裁判所長・裁判所所長
 消防署・消防署長・消防署署長
 警察署・警察署長・警察署署長
 税務署・税務署長・税務署署長
 児童相談所・児童相談所長・児童相談所所長
というのが正解です。 

 なお、同じ警察関係でも「交番所・交番所長・交番所所長」です。

 昔は、結構悩んだという人もおられるのではないでしょうか。
 今なら、IMEが賢いですから、少なくともパソコンで入力する限り、「正解」がでてきます。
 その昔、現在のIMEに該当するFEPが賢くなかったために、「裁判所長」「裁判署長」の順番に表示され、「裁判」を確定すると、「所長」「署長」と出てきました。

 その昔見た書面で、裁判所長「所長」でも「署長」でもなく、別の漢字の表現でびっくりしたことがあります。
 打つ人は、ろくにチェックしなかったのでしょうね。
 「裁判所長」と表示され、「裁判」を確定させ、変換キーを押して「署長」にしてもしっくりこない、やはり「所長」だ、「しょちょう」は「所長」か「署長」しかないから、もう一つが正解だと、変換キーを押したのでしょうね。

 「しょちょう」は「所長」か「署長」しかないというのが、「誤った思いこみ」です。
 実は、全くの関係のない「もう一つだけ」「しょちょう」があります。
 先入観とは怖いものです。
 宛名書き封筒ではなく、本文中でしたから、第三者に見られないだけ「まし」だったかもしれません。

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