本文へ移動

2015年~2017年バックナンバー

ホテルの朝食はなぜ高い

 ホテルの朝食は高いですね。
 
 日本も高いですが、欧米のホテルも高いです。
 
 日本の高級ホテルになると、3000円程度、あるいは、それ以上になりますが、欧米も同じです。
 
 また、ビジネスホテルクラスでも1000円前後、国によって違いますが、欧米も同じように、昼食と同じか、それ以上します。
 
 理由は何でしょう。
 
 一般的には、従業員の給料といわれています。
 
 午前7時ころから午前10時ころまでに食事を用意するというのは大変です。
 
 人件費は早朝勤務手当となります。
 
 また、朝食をつくったり用意したりする従業員に、させるべき他の仕事はありませんから(朝食をつくったりサーブしたりする従業員に受付や会計はさせられないでしょう)、朝食専従となりがちです。

 ホテルの朝食は、通常はビュッフェ(バッフェ。バイキング)形式ですね。
 
 従業員の手数がかからないようにしています。
 
 客が勝手に自分で持って行ってくれるわけですから、従業員は少なくてすみます。
 
 また、案外、ビュッフェ形式は、食べ残しが少ないそうです。
 
 決められた時間ぎりぎりに来た客が「ここにある食材をつくり直せ」と文句を言っているでしょうか。
普通は「仕方がないな」でしょう。
 
 あまり、朝食が高い理由にはなりそうにありませんね。
 
 夕食は、おいしいところにゆっくり食べに行くことができますから、ホテルとしても、そうそう値段を高くすることはしにくいですね。
 
 朝食は、ホテルの外で食べるというのは面倒ですね。
また、朝早くから、そうそう、おいしい店をやっているわけではありません。
 
 それなら「ふっかけても」構わないと考えているのではないでしょうか。
 
 ホテル料金が、朝食込みの値段のみを提示しているのなら、余計に、馬鹿高いことがわかりにくくなります。
TOPへ戻る