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2015年~2017年バックナンバー

米軍ステルスF-35A、日本に緊急配備

 平成29年11月9日、米海兵隊のF35B最新鋭ステルス戦闘機3機が、米軍岩国基地(山口県岩国市)に新たに到着しました。平成29年1月に10機が来ていて、近く計16機すべての配備が完了する見通しです。

 

 米軍は、FA18戦闘攻撃機やAV8ハリアー垂直離着陸機との交代でF35を配備します。米軍佐世保基地(長崎県佐世保市)に配備される強襲揚陸艦「ワスプ」の艦載機として運用します。

 

 海兵隊仕様のF35Bは、平成29年1月から山口県の岩国基地に配備されていますが、空軍仕様のF35が太平洋軍の管轄地域に配備されるのは初めてのことです。

 

  アメリカ太平洋空軍司令官のテレンス・オショネシー大将は「F-35Aは精密打撃能力と制空権優位を持ち、現在と未来の空中脅威に対応する」とし「F-35Aを訓練と作戦に統合運営する計画」と述べています。

 

 また、アメリカ太平洋司令部は「今回の配備はアジア地域での戦力優勢を強化することに目的がある」と説明しています。

 

  F-35A戦闘機の主要性能は最大速度マッハ1.8、航続距離2000キロ水準です。
 武装能力は空対空ミサイル、合同直撃弾(JDAM)、小口径精密誘導爆弾(SDB)の搭載が可能です。

 

 F-35A戦闘機の最大の長所はステルス性能で、敵のレーダーを避けて標的を精密打撃できます。
 対北朝鮮先制攻撃や、北朝鮮の核施設精密打撃に投入される戦力にあげられています。

 

 といましても、F-35A戦闘機は、欠陥品との批判があります。
 

  日本は、F-35A42機を購入、あるいは、ライセンス生産して、平成30年から本格的な実戦配備が始まりますが、不安もあるようです。

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