2015年~2017年バックナンバー
ニュージーランドの地震
ニュージーランド南島で、平成22年11月、平成23年2月にクライストチャーチでM6.3の地震がありました。日本人の語学留学生も多数死んでいます。
その17日後にあたる平成23年3月11日に東日本大震災が発生したことも記憶に新しいですね。
東日本大震災は、原発事故のあった福島を除いて、順調に復旧がなされているようです。
私は、正月休みは外国旅行をすることが多いのですが、ニュージーランドは特にお気に入りで、年末年始に、十数回は旅行していると思います。
南半球で季節が反対なので、暖かいし、日照時間も長いというメリットがあります。
自然も豊かで、あきることもありません。
ニュージーランドには北島と南島がありますが、観光のメインは南島にあります。
マウントクックやミルフォードサウンドは南島にあります。
私は、平成22年末から平成23年正月にニュージーランドに旅行していました。
地震は2月ですから、いったばかりのホテルが倒れかけたホテルの様子は残酷なものでした。
平成24年末から平成25年の正月にもニュージーランド旅行し、クライストチャーチも経由(空港があります)したのですが、「復興」とはほど遠い状態でした。
平成28年末から平成29年正月にも旅行しましたが(空港があります)、まだまだ「復興」は進んでいません。
平成29年12月29日(御用納めの翌日)から平成30年1月7日(日)まで旅行します。当然の話ながら、裁判所自体、この期間に期日は入れません。
事件のことを気にせず、ゆっくりできます。
平成28年末から29年正月に旅行したとき「これは復興は無理かも」と思いました。
5年経っても、クライストチャーチの中心部はがれきのままで、復興の気配はありません。
また、クイーンズタウンからクライストチャーチまでマウントクック経由でバスに乗ったのですが、ドライバー(兼バスガイド。ニュージーランド人。男性)は「ニュージーランドの人口は500万人もいない、シンガポールより少ない。復興しようもお金がない」と言っていましたから、無理なのでしょう。
南島は、クライストチャーチが壊滅状態です。
観光客は、他の都市に宿泊せざるをえなくなります。
クィーンズタウンのホテルの値段が2倍以上に高騰しています。
日本のツアー利用のホテルは、クイーンズタウンのかわりに、テ・アナウ(ミルフォードサウンドをみるならクイーンズタウンと同じです。もっとも、土産物を買うような、しゃれた店はありません)に2泊したり、クイーンズタウンといっても15キロ離れた山の中に2泊したりと、コストカットをしています。
また、コストカットをしていないツアーは高くなっています。
もともと高いマウントクック地区のほか、ダニーデン、ワナカ、テカポなどのホテルも高騰しています。