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　日本経済新聞社とテレビ東京は第４次安倍内閣の発足を受け、平成２９年１１月１日、２両日に緊急世論調査を実施しました。

 

　内閣支持率は５４％で、９月の前回定例調査から４ポイント上がりました。不支持率は３８％で４ポイント下がりました。

 

　ご祝儀相場ですから、慢心は禁物かと思います。

 

　憲法改正をめぐり、憲法９条１項、２項を維持したまま自衛隊の存在を明記する安倍晋三自民党総裁の案には「賛成」が４４％で「反対」の４１％をわずかに上回わりました。

 

　内閣支持の理由は「安定感がある」が最多の４５％で、「国際感覚がある」が３２％で続きました。

 

　一方、内閣不支持の理由は「人柄が信頼できない」が４６％、「自民党中心の内閣だから」が４０％を占めました。

　「もりかけ」が影響したとみられますね。

 

　憲法改正を巡り、首相は優先項目として９条への自衛隊明記を挙げていますが、９条への自衛隊明記について今回とほぼ同じような質問をした平成２９年５月調査では「賛成」が５１％で「反対」の３６％を上回わっています。

 

　賛成が減る一方、反対が増えており、世論の理解を得るにはまだ時間がかかりそうです。