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2015年~2017年バックナンバー

香港とマカオをつなぐ橋の品質偽装

 現在、香港とマカオとの間を行き来するにはフェリーを利用します。
 
 現在、香港とマカオをつなぐ橋を建設中です。
 
 香港・マカオをつなぐ世界最長の橋である「港珠澳大橋」の建設工事で、香港の汚職捜査機関は、平成29年5月25日までに、コンクリートの品質を検査した米国系企業の21人を汚職容疑などで逮捕しました。
 
 コンクリートの強度を偽装した疑いがあり、橋の安全性への不信が高まっています。
 
 香港の汚職捜査機関によりますと、コンクリートの品質を検査した米国系企業は、香港政府に約2年にわたり、品質に問題はないとする虚偽の報告をしていたということです。
 
 香港政府は平成29年5月25日の記者会見で、橋の安全性は維持されているとして、予定どおり工事を進める考えを強調しましたが、問題のコンクリートが使われた場所は特定されていないそうです。
 
 「港珠澳大橋」は構想から30年あまりかかった超大型国家プロジェクトで、総工費は千億元(約1兆6千億円)をこえ、海底トンネル部分を含む長さは約55キロで、年内に工事が終わる見込みとされています。
 
 新幹線くらいなら、落下しても土中に埋めればわかりませんが、橋の一部が落下した場合、土中に埋めようとしてもできません。
 
 どうするのでしょうか。
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